SAO(ソードアート・オンライン) 〜遺言無き世界〜 【5章 ラスボス 魔王ヒースクリフ戦】
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公開日: 2014年11月2日日曜日 ソードアート・オンライン ネット小説
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(´・ω・`)ラスボス戦な【5章 魔王ヒースクリフ戦】だよ。
(´・ω・`)キバオウがとても良い意味で、茅場に一矢報いている良い話・・・ってヒースクリフ倒せずにキリトさん戦死だよ!
無駄死にだ!
●オレンジプレイヤーがヒースクリフ=茅場だと見抜いていたから、50層のフロアボス戦後にラスボス戦開始
攻略組(´・ω・`)(´・ω・`)ヒースクリフ!お前が茅場だったんだな!
ヒースクリフ (´・ω・`)そうだ!そして私がラスボスだ!
私を倒せば、このデスゲームは終わるぞー!
攻略組(´・ω・`)(´・ω・`)よし!死ねぇー!
ヒースクリフ (´・ω・`)ぐああああああ!!!!
さすがにこの数と、本気になったキリトはやばい!
アイテム無効化空間!HP自動減少空間を設定!
攻略組(´・ω・`)(´・ω・`)ふざけんな!
ヒースクリフ (´・ω・`)簡単に倒されてたまるかぁー!
キバオウ(´・ω・`)ワイが捨て身で茅場の動きを拘束したる!
HP0になったけど離さへんで!
ヒースクリフ (´・ω・`)!!!
キリト(´・ω・`)よし!今が切り札を使う時!八連撃の大技《ホリゾンタルブラスト》!!!
ヒースクリフ (´・ω・`)ぐああああああ!!!!でも反撃!
キリト(´・ω・`)あ、失敗した最後の攻撃が届かずに返り討ちにあって俺のHPが0 (パリーン
SAO(ソードアート・オンライン) 〜遺言無き世界〜 【5章 ラスボス 魔王ヒースクリフ戦】 | 理想郷 作者:倭刀 | SSS | 14話 | 2014/10/30 |
第十四話 勇者の意志--キバオウ達とリズの手で、50層のフロアボス戦後にヒースクリフ=茅場だという事が皆にばれた。 これはさすがのヒースクリフも予想外だったが、シナリオ通り、彼はラスボスとなる。 魔王ヒースクリフ戦始まり。 ヒースクリフはリズベットに破壊された武具の代わりを出し、ここにいる全てのプレイヤーと最後の死闘が始まった。 問題は場にいるのがせいぜい40人程度という事。攻略組はラフィン・コフィンのせいで壊滅したから質も低下している。 ヒースクリフは、プレイヤー達を殺さないように手加減戦闘できるくらいに余裕があり、このままだとこのラスボス打倒の機会が無為に帰ってしまいそうだったが、キリトが死んだサチの事を思い出しながら猛攻撃をしてくれるおかげでヒースクリフを倒せそうだった。 でも、このヒースクリフ。簡単に倒される訳にはいかないので、アイテム無効化空間 + HPが自動的に減る空間を設定し、最後の最後でチートやりたい放題。 HPを回復できなくなったから、プレイヤー達は短期決戦でヒースクリフを打倒しないといけない。 ほとんどのプレイヤー達はHPが次々と赤色ゲージになるから、戦場から離脱。 キリト達は少数のメンバーでヒースクリフを打倒しないといけなくなったが、キバオウが最後の最後で大活躍してくれた。 HP0になったキバオウがヒースクリフを拘束し、キリトの切り札八連撃の大技《ホリゾンタルブラスト》が炸裂。 デスゲームが終焉するかと思ったら、キリトさん返り討ちにあって死亡。 茅場大勝利。 - 「キバオウーーーーーーっ!!」 誰かが叫ぶ。 キバオウは剣を心臓に受ける。レベルが低いこともあり、致命的だった。 ゲージは急速に減り、そして——色は失われた。 キバオウの視界の端にもそれは見て取れた。 なんとなく現実味が無いその状況にキバオウはつまらなそうに内心つまらなそうに吐き捨てる。 (つまらん人生やったな……) もし、もっと真面目にレベルを上げていたら結果は確実に違った。 攻撃速度も上がっていたし、これほどまでのダメージを受けることも無かった。 思えば、このゲームを初めてから散々だった。 昔、物語の主人公になりたいと思った。それは少年ならば多くが夢見ることかもしれない。 けれど現実は非情。そう易々となれるものではない。 だからこそか。VRMMOというジャンルができたその時は歓喜したものだ。 最強でなくとも、自分自身の物語が始まるかもしれない、と。 けれど重ねて述べるが現実は非情。今まで辿ってきた道を振り返ってみても、脇役がいいところだ。 良いところなど何一つない。ギルドのリーダーに近い存在にはなったが、望むものは得られなかった。 (こんなところで終わりなんか……) ならばせめて。何か最後に抵抗しよう。そう思った。 何か残したい。 「なっ!?」 茅場が驚きの声を上げる。 先ほどまで死にそうだったキバオウの顔が狂気に歪んだ。 「つかまえた……でっ!!」 キバオウは剣を突き刺されたまま、茅場の腕を両手でつかむ。 「く、離せっ!」 急いで足蹴りし、キバオウを突き離そうとする。 だがキバオウは両手で絶対に離さないと言わんばかりに必死に相手の腕をつかむ。 残り何秒かわからない。けれど足掻く。足掻く。せめて最後の瞬間ぐらい無様な自分は捨てたくて。 もしレベルがもう少し高く、装備がよければ身体を貫通することなどありえなかった。 だから今キバオウが行っていることは彼だからこそできる精一杯の意地。 地面に叩き付けられ、足蹴りにされ、それでも離さない。 けれどアバターが消え初めて腕が無くなる。そこでようやくキバオウは離れた。 茅場に出来た隙。そこにゴドフリーが間を空けずに斧を振り下ろした。 それを茅場は苦しい体勢で盾で防ぐ。 「く、ゴドフリー!」 「茅場晶彦!今まで我々を騙してきた罪!この世界を作った罪!全て清算してもらうぞ!」 「お前では無理だ!」 茅場とゴドフリーが力で押し合うが、茅場が一歩引いてスキル、パーフィディアスを使って斬り飛ばす。 けれど攻撃を受けたにも関わらず、彼は意気揚々と叫ぶ。 「ああっ!私では無理だ!けどなっ!」 茅場の視界の端に刀を鞘に納め、腰を低くしてこちらを睨んでいる武士の姿が見えた。 その気迫は普段の人の良い彼からは全く想像できない域。 茅場は失態を悟りながらそれを見る。 彼の放つ居合いはもう避けようが無い。 吸い込まれるように茅場の胴体を捉え、そして蒼い光と重々しい斬撃音を響かせた。 次々と挑み、ようやくできた茅場の大きな隙。 地面に倒れ、死を迎える直前であるキバオウはこの戦いのキーマンへ視線を向けた。 「いけ。そんでもってさっさとLAとってこいや」 キバオウのアバターが四散してこの世から消え去った。 この死合、初めての犠牲者が出てしまった。 けど誰も泣かない。誰も彼の死んだ場所を見ない。 せっかく彼が命を投げて作り出したこの隙を活かせなければ嘘だ。 もうこの場面で誰が茅場に攻撃をしかけるかは約束されていた。 今の今までずっと打ち合っていた彼は、初めて切り札を使う瞬間を得た。 八連撃の大技《ホリゾンタルブラスト》。それを使うために構える。 彼は迷わず動く。この舞台を締めるために。 キバオウの台詞が耳に入る前から既にキリトは茅場へ攻撃を繰り出していた。 そして確実に捉えた。剣が茅場の腕を切り裂く。 相手がボスでなければ今ので腕は失われていただろう。 目に見えて茅場の体力が減少し、そしてその瞬間、キリトの意識が再び覚醒した。 |
(´・ω・`)SAOプレイヤーs『『『もうだめだぁ、おしまいだぁ……』』』
返信削除(´・ω・`)ヒースクリフ(GM)『勝った!SAO完!!』(キリッ)
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※但し、勝っても現実世界では詰み確定