銀愚伝  (銀河英雄伝説二次創作)作者:空乃無志 SSS評価 4話 2012/02/17

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公開日: 2012年2月18日土曜日 ネット小説 銀河英雄伝説

銀愚伝  (銀河英雄伝説二次創作)作者:空乃無志 SSS評価 4話 2012/02/17

(´・ω・`)戦略的にラインハルトを徹底的にボコボコにするのがたまらん小説だったよ!

もう、歴史の裏側からここまでラインハルトを追い詰めて、自由惑星同盟に支援要請やらせるという屈辱的な行為やらせるのが凄まじい。

本当にボコボコにしすぎて楽しかったよ!メルカッツ提督も何気に良い立場に立っているし、最初から最後まで、戦略的に敗北させるっていう展開が楽しかった!



現実で政治家の道を目指したが裏切られて自殺した男が、自由惑星同盟に転生し、トリューニヒトの秘書官として政策を担当、自由惑星同盟が有利になるようにトリューニヒトとヤンを操るのが楽しい小説だね!
 1話 --アスターテ会戦終了後、ヤンは本来なら准将から少将への昇進のはずが、主人公がトリューニヒトに働きかけたために中将に昇進し、1個艦隊を率いてイゼルローン要塞攻略へと当たった。戦力的に余裕があるので、帝国軍一万隻まで手に入れ、原作以上の圧倒的な快勝である--
(´・ω・`)中々に凄まじい主人公だった。前世の背景までちゃんとやっているし、中々に楽しいね。ラインハルトの参謀になるはずのオーベルシュタインまで捕虜になっているし、ワクワクテカテカする。
 2話 --主人公がトリューニヒトを使って、次に打たせた手は、大規模な捕虜交換だった。捕虜の家族の票も合わせればトリューニヒトへの支持が劇的にアップし、同盟の経済まで復活させる事ができ、更に更に、捕虜交換のついでに工作員を帝国に派遣して、帝国を分裂させてやる次の一手も打てる。そして、帝国が分裂すれば、無防備になったフェザーンは自由惑同盟に飲み込まれるのは間違いなかった--
(´・ω・`)原作よりも圧倒的に早い時期に、捕虜交換を起こすっていうのが中々にいい手だった。1話で捕まえた帝国軍150万人の捕虜を有効活用できているね。
 3話 --フェザーンは完全に終了してしまった。今までの陰謀がばれて自由惑星同盟内の資産がほとんど接収され、頼りになるはずの銀河帝国は内乱に突入したので資金が燻ってしまい、経済という最大の力を失ったフェザーンは・・・ルビンスキーさんを気絶させて無人艦隊に放り込み、同盟軍2個艦隊の力で宇宙の塵にしてもらい、これを商機として商売を新たに開始したのだった。
 一方、ラインハルトもほとんど人生が終了していた。貴族同盟は神聖銀河共和国を名乗り、自由惑星同盟と正式に国交を開いて盛大に支援を受け、ラインハルトはゴールデンバウム王朝を守る守護者として扱われ、自由惑星同盟にも認められたので、本来ならラインハルト自身が終了させるつもりだった王朝をラインハルトが背負わないといけない状況に追い込まれたのだ。神聖銀河共和国に戦争で勝利しても、自由惑星同盟の大軍で全てがリセットされてしまうので、戦略的に完全に絶望である--
(´・ω・`)おお、原作のヤンみたいな立ち位置に立たされているラインハルトが楽しい。絶対に勝利できないと思えるほどに戦略的に敗北しちゃっている所が凄まじくてゆっくりできる。この絶望的な状況で戦争やらないといけないと思うとワクワクテカテカだね!ヤンがラインハルトの現在の状況を皮肉ったセリフが最高すぎるよ!
4話 --メルカッツが指揮をする21万隻の共和国とラインハルトが率いる14万隻の帝国による一大決戦が行われた。共和国軍は元々は無能貴族の集まりであるため、質が低い烏合の衆なのだがメルカッツはこれを全部使い捨てにするという思い切った作戦を取り、手元に鍛え上げた7万隻の軍勢だけ残ればいいという戦略を取ってしまったのである。
 それにより、共和国はリッテンハイム侯爵を始め、貴族のことごとくが戦場で死亡し、少数派のメルカッツ達が多数派となって君臨しちゃったのだった。
 一方、ラインハルトの帝国はキルヒアイスの増援のおかげで共和国と痛み分けで戦争を終了し、無事に帰国したのだが・・・帝国は終了していたっ・・・!
 自由惑星同盟がフェザーン商人使って帝国の貨幣で、帝国の物資を悉く買い集めて、自由惑星同盟へと運んでしまったのであるっ・・・!帝国の紙幣はケツを拭くためのトイレットペーパー程度の価値しかないのだっ・・・!
 オーベルシュタイン達は1億人を遥かに超える暴徒達に対処する日常がやってくる!帝国は何もかもボロボロになってしまっていたっ・・・!--
 (´・ω・`)徹底的にフルボッコにされすぎているラインハルトが凄く楽しい。
 戦略的に圧倒的に敗北していて何やっても同盟に踊らされる事しかできず、人的資源は洒落にならないほどに同盟に奪われ原作で移動要塞作っていたシャフトさんが同盟で大活躍し、お金がないから暴徒が大量に勝手に生えてきて、戦争で勝利しても軍備を維持できないからメルカッツに小競り合いで敗北しまくる日々。
 そんな状況でも、自由惑星同盟に頼らないといけないという事実を理解し、自由惑星同盟に支援要請を送るラインハルトが凄く楽しかった。
 そして、ここまでやった主人公がトリューニヒトと満足して、静かな余生を過ごすというのがたまんないね!とてもゆっくりできて楽しい小説だったよ! 

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