007「妖精さん、豚人間を追跡せり」 【ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)】
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公開日: 2016年5月22日日曜日 ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い) 自作小説
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逃げた3匹の豚人間を追跡するために、シルバーは空を飛んだ。
しかし、地上を生い茂る木々が、豚人間達を隠してしまう。
『サーチ&デストロイっ!サーチ&デストロイだ!妖精さん!』
『銀髪ロリとイチャイチャするためにっ!俺が妖精さんに命じる!豚をっ!殺せ!』
(この森、広いな。どうやって豚を見つけるんだ……?
逃げた方向はわかるが、難しいぞ、これ……たった3匹だし)
『3匹の子豚ならぬ、3匹の豚人間』
『妖精さんは、きっと家を吹き飛ばす狼さん役』
『そのネタだと、妖精さんが負けちゃう!』
(ど、どうしよう……見つけるの無理っぽい……?)
『妖精さん、妖精さん』
「ん?」
『あいつらも水を飲んで生きている生物だろ?』
「うん、たぶん」
『200匹の大群をどうやって養っているのか知らないが、巣はきっと水源に近い場所にあるぞ。
川沿いに探せば見つけられるんじゃね?』
『もしくは廃村になった村とかあれば、絶対にそこに住んでるよな。井戸あるだろうし』
『豚は、生活に便利な場所に住むとです』
(他に当てがないしなぁ……川沿いに探してみるか。
1本1本、調べれば、巣も見つかったりして……)
~~~~~~
シルバーが川沿いに捜索活動を続けた結果。
ゆっくり歩いている3匹の豚人間を発見した。
時間にして、十秒後の出来事だった。
『発見早すぎwwww』
『ちょwww妖精さん、幸運に恵まれてるだろwww』
(生物って、周りの地形に縛られて生きてるんだな……)
動物も人間も、生活しやすい場所に、好んで住み着く。
それは世界が違っても変わらなかった。
川の近くに拠点があれば、魚も取れるし、水も飲める。良い事三昧だ。
あと、国から離れれば税金の取り立てもない。
「ブヒィー!エルフィンちゃんの身体で、俺の深い悲しみを慰めてもらうブヒィー!」
「今日は厄日ブヒィー!」
「次に出会ったら、あの妖精さんのチッパイを可愛がってやるブヒィー!」
よく見たら、豚人間達は、森に自生している山菜を食べながら、飢えを満たしつつ帰路へと着いている。
とんでもない超雑食動物だった。
『無数の細菌が生きている状態の作物を食べてる件、調理しないと死ぬぞ……』
『ちょwwww食中毒になって死ぬぞwwwアホかwww』
『なるほど、これなら農業しなくても、200匹くらい豚人間を養えるな……ファンタジーすぎる……』
(おいおい……これ1匹でも逃がしたら、そこら中でまた繁殖しまくりって事じゃっ……?
うわぁ……皆殺しにしないと、弾丸が幾らあっても足りないぞ……。
森って広いし、イモっぽい山菜も広範囲に自生している感じだし、一度逃がすと面倒そうだなぁ)
シルバーは戦慄した。
転生する前に見た、キャラクターメイキング画面に『豚人間 最大勢力です』と書いてあったが、物量そのものを武器に、覇権を得ているチートな豚なのだろうと確信する。
しかも、最悪な事に、美少女とエッチィ事して孕ませるレイプ魔ときた。
無垢な少女を凌辱する行為は、決して許せる事ではない。
惚れた銀髪ロリのためにも、ここは頑張りどころだ。
「俺、1匹残らずっ……!
あの豚を駆逐したいですっ……!」
『なぁ妖精さん』
「んっ?」
『このまま追跡して、豚人間達が巣に戻ったら……妖精さんの情報が漏れるぞ?』
「すまん、何を言いたいのか、さっぱり分からん」
『空を飛べる妖精が、遠距離攻撃してくるって分かったら、プラチナちゃんがいる村が危ない』
「!?」
『まともに戦っても、妖精さんに勝つのは不可能だって、豚人間は考えるだろ?
妖精さん、空に浮けるし、銃を使えるし』
「うん」
『だから、妖精さんを降伏させるために、豚人間どもが村に攻め込んで、プラチナちゃんを人質にする可能性が高い。
そういう卑劣な手段を使わないと、厄介な妖精さんを倒す手段がない』
「あいつらを巣に帰すと……プラチナちゃんが危ない……?」
『それに豚人間が200匹以上いるなら、拳銃弾足りないだろう?
だから、あいつらを追跡するんじゃなくて、ここで足でも撃って捕虜にして、もっと豚人間の情報を得るべきだと俺は思う訳だが。
現状では、あいつらの情報が少なすぎる。妖精さんは、豚人間の事をよく知るべきだ。
孫子も言ってるだろ?
彼を知り己を知れば百戦殆うからずって。
……まぁ、俺は部外者だ。このまま追跡するも良し、あいつらを尋問するもよし。
好きな方を選んでくれ』
二つの選択肢に、シルバーは悩んだ。
このまま巣まで付いていっても、一人じゃ豚人間を倒しきれないのは事実だ。
『村の皆と一緒に、豚人間を討伐すればいいんじゃね?』
『皆で殺れば怖くないお』
かと言って、巣を見つけて、その位置をプラチナに教えても、問題が解決するとは思えない。
解決能力がないからこそ、彼女はシルバーを頼ったのだ。
プラチナ達を頼るにしても、豚人間の数を減らした後にした方が良い。
自分なら、空を飛べて一方的に相手を殺せるのだから。
「分かった……あいつらを捕虜にして情報を聞き出す」
『豚の捕虜』
『なんという誰得な響き』
自動拳銃グロック17を両手で強く構えて、シルバーは空をゆっくり降下した。
豚人間達から見えないように、真上20mへと移動。
森の中を歩く豚人間めがけて、拳銃弾を連射する。
鋭い銃声が何度も響きわたるが……森林地帯は障害物だらけ。
木々が邪魔をして、銃弾が当たらなかった。
ひたすら弾倉を交換して、乱射するが一発も掠らない。
「さ、さっきの妖精ブヒィー!?」
「俺たちは悪くない豚人間ブヒィー!」
「やめるブヒィー!」
しかも、豚人間達はたくさんの木々を盾にできるように移動して、妖精さんと向かい合っている。
向こうも手頃な石を拾って投げているが、やはり、木々が邪魔をして意味がない。
「貯金残り少ないのに、当たらん……」
『下手すぎるwwww』
『不意打ちしたのに失敗とかないわwww』
『圧倒的に有利な状況だったのにwwww』
『おまwwwww肝心な所で失敗すんなwww』
無駄弾を撃つ事は、少ない貯金を更に減らすことに繋がる。
背中に生えている蝶蝶の羽根が大きすぎるから、シルバーが森の中に入ったら、高速で移動できず、投石の餌食。
シルバーは、豚人間達の真上で途方に暮れた。
「早く降りてくるブヒィー!」
「チッパイでも、優しく揉んであげるブヒィー!恥ずかしがらなくても良いブヒィー!」
「同胞を殺した数だけ、子供を産んでくれたら許してあげるブヒィー!過去の罪は水に流すブヒィー!
争いは何も産まないブヒィー!だから、俺たちの子供を産んでほしいブヒィー!」
『こいつら、妖精さんを女の子だと思ってやがるっ……!』
『妖精さんwwwwここで、こいつらがバラバラに逃げたら、村おしまいだぞwwww』
『プラチナたんを守るために、早く解決するんだお!』
(どうするべきだろうかっ……?
銃弾を乱射?
残り2万2000円しかないんだぞ?
障害物が多い場所だと、無駄弾が多過ぎる……)
拳銃弾×50 1000円消費
残金2万3000円 ⇒2万2000円
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タイトル(´・ω・`)男の娘とオーク
返信削除オーク(´・ω・`)ぶひぃー
3人集まりゃ文殊の知恵
返信削除集合知ってなにげに最強よね
ただ選択する人間の知能が低いと糞の役にも立たんけど
あと複数をやるならやっぱショットガン最強やな
拳銃など飾りにすぎんのやw
ただ使えばこの物語はエログロになる模様
(´・ω・`)ショットガンだと、人質巻き込んで殺しちゃうから、扱いに困るお……
削除しかも、嵩張るから、他の武器を運用しつらくなるし
ネットの皆(´・ω・`)ちょwwwwwここで攻撃したらエルフ娘が死ぬぞwww
(´・ω・`)そこで、このスラッグ弾(1発弾)と、ソードオフ(銃身と銃床を切り落としたもの)ですお
削除スラッグ弾ならクマさんも一発ですお
ただしこいつも酷い絵ずらになるけどね(´・ω・`)
>そこで、このスラッグ弾(1発弾)と、ソードオフ(銃身と銃床を切り落としたもの)ですお
削除(´・ω・`)命中精度が犠牲になるから、難しいお……