【インフィニット・ストラトス】 天才兎に捧ぐファレノプシス 【幕間 変動する世界】
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公開日: 2014年1月12日日曜日 インフィニット・ストラトス ネット小説
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(´・ω・`)おかげでデュノア社は、初期投資は多かったけど、束から貰ったデータを頑張って研究してあとで大儲け。
束「データが欲しいなら、お金さんをたくさん出してね!すぐでいいよ!
宇宙船を建造するために設備が欲しいんだよ!」
デュノア社「膨大なお金さんを消費しちゃうけど、そのデータに価値があると見た!(キリツ」
束(無人ISを大量に使う事を前提にしたデータだらけでごめんねぇ!
取得してもすぐにお金さんにはならないよ!
でも、そのデータを解析して頑張ってね!)
↓
シャルロット「ゆわああああああ!!!!
永遠に完成しない万能ISさんを貰ったよ!
何時か、主人公達に追い付いて宇宙旅行するよ!」
天才兎に捧ぐファレノプシス 【幕間 変動する世界】 | 作:駄文書きの道化 | SS | 13-18話 | 2014年01月08日 |
幕間 変動する世界 Interlude “無限なる疾風” 01-宇宙船を建造するために、フランスのデュノア社長を脅・・・いや、交渉して平穏に、宇宙船を作らせる事を約束させた。 デュノア社から見ても利益がある話であり、利益のために束に従属させられる事になる。 船の建造データとか渡す気だが、ISコアが必要だから、2隻目を作れない事をデュノア社長は知らん! 代わりに、全てに特化した万能ISさんが産まれそうだった。 - 「誰よりも優れられないなら優れるものを作ってくれば良い。足りないものは補えば良い。ラファールに特徴が無いのであれば特徴を生み出してしまえば良い。ラファール、フランス語で疾風を意味する言葉でしたね? 風はどこにでも存在し、その姿を幾重にも変えていくでしょう。ならば、ラファールもそうあれば良い。時に鎌鼬となり、時に竜巻となり、時に嵐となり、時には凪いで、再び吹き荒べばいい」 (´・ω・`)その場その場で、最適な兵装にして万能なISさんにする。 (´・ω・`)兵装を簡単に格納できるISならではの発想だった。(現実の兵器だと中途半端になりすぎて失敗した。) Interlude “無限なる疾風” 後編ーー数十体の無人ISを見て、デュノア社の研究員は興奮した。 ISの開発者な束だからこそできる数の暴力による作業。 無人ISを大量に使う事を前提にした宇宙船。 ISは本来は宇宙開発のために開発したものだ!という事を世間にも公開できる代物であり、束以外に真似しても意味がない宇宙船だった。 シャルロットには万能ISラファール・アンフィニィをプレゼントして満足させ、何時か束達に追い付く夢もプレゼントする事で事なきを得た。 束に追い付くという夢な時点で達成不可能な目標だが、シャルロット本人はやる気である。 ー 「…その気があるなら追いかけてこい?」 「…え?」 「空はどこにでも繋がっている。私達はそこに向かう。それが束様の願いだからな」 「私達が何のためにデータを渡すと思ってるんですか? 後に続く者がいて欲しいんですよ」 「劇薬過ぎるから公表、という手が使えないからな。だからこうして話せる内に伝えておきたいんだ」 「シャルロット。私達は先に行ってきます。夢を追って宇宙に」 (´・ω・`)厄介事だらけの地上よりも、宇宙船使って何処か遠くへと行った方が気が楽かもしれないね(補給の問題点があるだろうけど Interlude “凍てつく冬、夏の影”--一夏は強くなるために中学校に入ってから剣道部に入部した。 千冬はIS学園の教師になり、後輩の山田から教職について教わっている。 千冬そっくりの主人公のせいで、悩みが増え、栄光の座を放り出しちゃったのだ。 でも、そのおかげでIS=自分の力という勘違いから抜け出して、日々を頑張って生きていけている。 幸い、主人公=誘拐犯だという誤解は解けており、次にあっても敵になる事はなさそうな雰囲気-- だが千冬は生きている。一夏も無事に帰ってきた。一夏の話を聞けば、結果的には一夏を救ってくれたのは未確認のISだったという事になる。 そして忘れられないのが自分を“オリジナル”と呼んだ自分に良く似た“誰か”。その意味を悟れない程、千冬は愚かではない。 千冬は自分が虚しくなったのだ。自分のやっていた事は一体何なのだ、と。虚無感に囚われ、後悔し、思考を止めている間に気が付けば再び最強の座に上り詰めていた。 なんだこれは。千冬は思った。最強と崇められる人間がこんな人間なのか。良い試合だったと、悔しさを飲み込みながら褒め称えた相手を討ち果たした人間がこんな人間だと? そんな事実が認められる筈も無かった。そして千冬は栄光の座から逃げ出した。それらしい言葉を並べ立てて。 (´・ω・`)主人公と次に出会う事があっても、敵対せずに話し合い出来そうな良い雰囲気。 nterlude “心に響く鈴の音”--一夏は不安そうな顔を鈴に見られたので、鈴に凄く心配されてしまった。 鈴がしつこく聞いてくるので世界大会であった誘拐事件の事を素直に話し・・・・IS相手に生身じゃ無理ゲーだろぉー!主人公が凄く怪しいとかいって慰めてくれた。 でも、慰めて欲しいのは鈴の方である。明日、両親が離婚したから中国へ帰国する予定! 帰国する前に鈴は一夏に告白し、鈴が日本に帰ってくるまで待つつもりだ。 一夏は鈴っていう思い人をゲットなのぜ1 - 「…馬鹿。そういう事言って。一夏が好きな子とかいて告白してきたらどうするのさ」 「それでも――」 「それはやめて! …待たなくて良い。やっぱり待たなくて良い。ごめんね…勝手ばかり言って。だから、せめて忘れないで。もう一回、日本に戻ってきたら必ず会いに来るから。…その時、ちゃんと言わせて?」 「……わかった」 (´・ω・`)どっちを向いても、そこにはリア充がいる。 ただし、千冬は例外な! Interlude “アイのカタチ”-剣道部の団体戦で一夏は優勝した。 そこで一夏は剣道で大活躍している箒の事を知り、久しぶりに再会する事になる。 鈴に告白された返事をどうするべきなのか、そういう悩みを箒に話しちゃうくらいにやばい。 箒は一夏の事が好きなのに、既に先を越した鈴という存在がいるから、諦めるしかなかったので、思いを晴らすために、一夏に好きだった事を告げて、場から立ち去った。 一夏は二人の少女に告白された事になるが、まともな返事を返せない事を後悔している。 ゆんやっー! - 「なんだよ、それ。……なんだよ、それっ!」 一夏には、わからない。 鈴音も、箒も。好きになってくれたのに、それに好きだって返せなくて、それでも断る事も出来ない自分にどうして幸せなんか願うんだ。泣いてしまうのにどうして行ってしまうんだ。 どっちの手も取れないで、見送ることしか出来ない自分があまりにも惨めだった。自分に叩き付けた拳の痛みは、心の淀みを何も晴らしてはくれなかった。 (´・ω・`)返事を返す前に、ヒロインの方から遠い場所や、所在もわからない場所にいってしまう。 なんて難易度が高い恋愛だ。 |
新しいラファールがそのうち偏在使いそうな予感
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