【機動戦士ガンダム】 最強MSジオングの整備士が発狂したそうです。
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公開日: 2014年2月7日金曜日 管理人の文章 機動戦士ガンダム
【機動戦士ガンダム】
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,r'´,.r.'゙二_= / ./ 二=ー _ / ̄/ _,、-、二=ー =‐ハ=- __,,.....、-=ー」´ムt.'´| __ <三/=-,、-__二_ー-,、三≡-.、.ム三≡= /ー/ ´.//TT.>、ヾ.三三三7== / __ / / / /.iニ(__)ニl .〉、三三´l / /三≡= /三≡. ! ヽヾ⊥レ'/三`丶、.::l{__.ノ ゆんやー! l_ 'ー-、!  ̄| ̄ 三三三≡r'ム/二= (ニ=、 ヽ=‐__!__ 三=-/三,ィ′ \ノ〉二--二`'‐.、三三!´=- い-`==‐`ヾ人三/=- 一年戦争最強のMSジオング。 戦争末期にジオン公国で開発されたニュータイプ専用モビルスーツであり、赤い彗星シャアの搭乗機。 その性能は、連邦の白い悪魔と遭遇して破壊されるまでに、MS18機、戦艦4隻と輝かしい戦績を上げており、連邦の白い悪魔が戦場に居なかったら、ジオン公国を勝利に導いても可笑しくない傑作機だった。 だがっ!ジオングの整備士達が発狂したことで大変なことになった! 「ん?よく見たら要らない部品多いな。 生産性と整備性重視の機体にしよう。 こんな無駄だらけだから、現場が困るんだよ。 偉い人にはそれが分からんのです!」 最強MSジオングの整備士が発狂したそうです。 シャア大佐は、新しいMSを受け取るために格納庫へと向かって歩いていた。 なんでもテストすらされていない新型MSらしく、仕様もほとんど知らされていない。 でも、シャアにはニュータイプとしての才能があるから、不思議と安心していた。 ニュータイプには人と共感する力があり、何故かMSの操縦をすぐに理解できちゃうご都合設定な戦闘マシーン。 この力があれば、きっとアムロを打ち倒し、ザビ家を打倒して、来たるべきニュータイプの時代を切り開けるはずだった。 はずだった! 「なんだっ・・・!あれはっ・・・!?」 今、ア・バオア・クーの格納庫で目にしたMS・・・いや、MAが可笑しかった。 頭だけしかないジオングが、格納庫に10機ほどズラリと並んでいる。 まるで怖い生首の展示場だ。 全てのジオングに足、腕、胴体などの重要なパーツが欠けていた。 MS同士の戦闘では、それらのパーツがない事は死を意味する。 人型ロボット = 強い世界観! 頭だけだとニュータイプの力を最大限発揮して操れない! 呆然と立ち止っているシャア大佐の下に、1人の整備士が近寄ってきて 「シャア大佐ですね? ジオングを完璧に仕上げましたよ。 完成度100%です。」 「・・・・見たところ、頭しかないようだが? 返答次第では、私はお前を殺さないといけないようだっ・・・!」 このシャアの殺意の篭った言葉に、整備士は殴りたくなるようなドヤ顔で 「頭だけあればいいんです。 偉い人にはそれがわからんのですよ。 足、胴体、腕なんてただの飾りです。 整備兵を困らせるゴミパーツに過ぎないんですよ。」 「・・・・このMAの武装は?」 「口からビーム撃てますよ。 これなら連邦の戦艦もイチコロです。 サイコミュシステムは、不評だったので外しました。」 シャアは絶句した。 この整備士は、この世界での戦場を理解していない馬鹿だ。 ミノフスキー粒子が使用される前の戦場なら、確かにこれでいいだろう。 頭だけだから小さくて攻撃が当たり辛い。 だが、今はミノフスキー粒子が大活躍し、近接戦闘をやる御時世なのだ。 怒ったシャアは腰から光線銃を抜いて、整備士の頭に銃口を突きつけた。 「こんなのに乗れるか! 貴様は私を戦死させる気かっ!? ゲルググで良いから出せ! 私はそれで出撃する!」 整備士はオロオロしながら弁明する。 なぜ、シャアが激怒しているのか理解できてない顔だった。 「で、でも、凄い生産性なんですよ! このジオングは60機も生産して、今、戦場でぶっつけ本番の初陣なのに戦って活躍してます! 足や腕なんて飾りなんです! 本当ですって!」 シャアは整備士を殺そうと思ったが、横をチラリと見ると、ジオンのパイロット達が次々とジオングに乗り込んで、格納庫から戦場へと向かっている姿が見える。 テストすら行われてないはずの新型MSなのに、なぜ乗って操縦できるのか不思議だ。 新型をすぐに運用できるのはニュータイプくらいのはずなのに、これは可笑しい! 「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしてる?」 「ゆっくりできないよ!」「おそらをとんでいるみたい!」 しかも、パイロットが乗った途端、ジオングの口から音声が流れていた。 不思議とイラッとさせ、殴りたい気分にさせる。 シャアは怒りを抑えながら整備士を問い詰めた。 「この音声はなんだ?」 「戦場で荒れた心を癒すための音声です。 ジオングには無駄な所なんて1つもないんですよ。 ゆっくりしていってね!」 (##゚Д゚)イライラ シャア大佐は、うざい整備士を放置して、ジオングの頭から乗り込んだ。 今、連邦軍が大挙して攻め寄せてくる状況だと、少しの時間も惜しい。 これで出撃するしかなかった。 「ゆっくり出撃するよ!」 「ジオンはどうしてこうなった。」 シャア大佐は嘆く、ジオングは首元のバーニアで勢い良く発進し、すぐに宇宙空間に出た。 随伴機の2機もなぜか生首なジオングだったから、余計に嘆いた。 原作だとドムなのに、これは酷い。 でも、今やるべき事は決まっていた。 連邦軍を倒し、その後、ザビ家を打倒してニュータイプの未来を切り開く。 それがシャアの望みだ。 前方の連邦軍艦艇サラミスを破壊するべく、ジオングの口にあるビーム砲の照準を合わせ、スイッチを押す。 「ゆっくりビームを撃つよ!」 間抜けな声とともに放たれたビームは、灰色のサラミスの艦橋を破壊して誘爆させ、宇宙に裂く一輪の花にしてあげていた。 近接戦闘の方が得意なシャアでも一撃必中の扱いやすさ。 いや、操縦系統が簡易になりすぎて、新兵でも扱える傑作機だと気付く。 「むぅ、何気に使えるぞ! このMA!」 よく周りを見たら、20機くらいのジオングが次々と連邦軍の艦艇とMSジムを破壊している姿が映し出されていた。 口からビームを放つ度に、連邦軍に損害を与え、大活躍。 だが、問題だったのはジオングと同じ頭だけの・・・ボール! ジオング以上の機能美を感じさせ、即席兵器な丸い棺桶には見えない。 ボールの武装は頭に設置された180mm低反動キャノン砲だけだが、最低限な所が美しさを感じさせる。 前方から迫るボールの数は、ざっと3000. その中には、ガンダムの頭がいた。頭部にビームライフルが設置されている。 シャアはニュータイプの直感で、ガンダムの頭にアムロが乗っていることを理解すると 「なるほど、連邦も腕や足が飾りだと気づいたか! アムロ!最終決戦だ! ・・・・撤回だ!私は逃げるぞ!」 ボールの数、ざっと3000. ジオングの数20. シャアは調子に乗った言動を取ったが、アムロと1体1の決闘ができないと判断し、場から逃げた。 背後から雨のように飛んでくる砲弾を次々と奇跡的に回避し、要塞へと逃げ込み、入口近くでアムロを待ち受ける。 友軍のジオングは、既に全滅したと見ていいだろう。物量が違い過ぎた。 せめて、アムロだけでも倒しておこうと、シャアは待ち構えていると 「数多すぎだろ!」 入ってきたボールの数が数百を越えていた上に、その中にガンダムの頭がいた。 ボールがまるでゴキブリのようにウジャウジャ。 アムロは正々堂々と戦う気は特になく、友軍と一緒にシャアをぶっ殺したい雰囲気。 でも、さすがに大量のボールが同じ場所にいるのは不味かった。 シャアのジオングの口から放たれたビームで、ボールが数機纏めて破壊され、爆風でボール達が吹き飛び壊滅的な大被害を受ける。 狭い空間に皆で来た結果がこれだよ。 ボールの誘爆が要塞内部で連鎖し、ア・バオア・クーの各所で爆発が起きる。 キシリアに銃殺される前のギレン総帥すら巻き込んで爆発が起こり、ア・バオア・クーの全ての入り口から爆風を吐き出し、一年戦争はこうして終わった。 ボールのおかげで連邦軍の大勝利! 「内部で大爆発を起こした結果がこの有様だよ!」 その後、生首だけの機体が次々と生産され、宇宙世紀は生首兵器の時代になった。 戦闘機に変形できる生首Zガンダム、巨大生首サイコ・ガンダムなどなど、戦争の新時代を築き上げたそうな。 「アムロ! このザザビー(生首)でお前を撃つっ! そして地球を永遠にゆっくりさせて、スペースノイドを救済するぞっー!」 「ゆっくりしていってね!」 「うるさい! 大事な最終決戦だから黙れ! ・・・・ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!アクシズにザザビー(生首)を押し付けられたああああ!!!!!」 第二次ネオ・ジオン紛争で、膨大な数のMA(生首)が地球へと落下しようとする小惑星アクシズを押し上げて、地球を救った事は歴史の秘密。 あとがき (´・ω・`)整備士がMSを開発した訳じゃないんだろうけど、発狂させて適当に書いてみた。 (´・ω・`)オチが難しい。 |
昔ボンボンでMSの頭に手足が生えた作品なかったけな?
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