【機動戦士ガンダム】 テム・レイが発狂して、ガンダムが頭だけになったそうです
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公開日: 2014年2月15日土曜日 管理人の文章 機動戦士ガンダム
【機動戦士ガンダム】
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,r'´,.r.'゙二_= / ./ 二=ー _ / ̄/ _,、-、二=ー =‐ハ=- __,,.....、-=ー」´ムt.'´| __ <三/=-,、-__二_ー-,、三≡-.、.ム三≡= /ー/ ´.//TT.>、ヾ.三三三7== / __ / / / /.iニ(__)ニl .〉、三三´l / /三≡= /三≡. ! ヽヾ⊥レ'/三`丶、.::l{__.ノ l_ 'ー-、!  ̄| ̄ 三三三≡r'ム/二= (ニ=、 ヽ=‐__!__ 三=-/三,ィ′ \ノ〉二--二`'‐.、三三!´=- い-`==‐`ヾ人三/=- ゆっくりしていってね! /⌒爪(⌒ヽYr=ミ ヽ、\ ,′/jノノ ノ八 \\ヽ)八j) ノ彡'// `ー=ミ、( (‐=彡/___ /___ 川j) \j〃*ー’一》=《ー’一`Y^Y これを付ければ、ガンダムの性能がアップするぞ! Y^ー─一'/| `ー‐一´レ_ノ __________ \ト、 〈 _|_ /!jノ | (|) |ト、 └┤l>|iiii|<l || ヽ} _`_ { |リ |‐┬┤}ii}┌‐┴ ┴┴‐┤ |\ ー / | |‐┴┤`ヾ| □ □ | | \__/ | | (|) | ;;;;;;;|ー─冖ー─」 | ̄ ̄ ̄|i ̄ ̄ ̄| 連邦軍の技術士官テム・レイ大尉は、ガンダムの設計で悩んでいた。 なんか、ジオンのMSっぽい感じにすると、部品が多すぎてゆっくりできない気持ちになる。 無駄な部品を剥ぎ落とした時の綺麗な回路に機能美という快楽を感じる機械オタクとしては、巨大な人型ロボットが活躍する宇宙世紀はゆっくりできない。 そもそも歴史的に登場したばかりの新兵器の開発を1年にも満たない短期間でやれと言われても、天才でも成功させるのは無理だ。 「連邦の偉い奴らには分からんのだ! 腕や頭や胴体なんて飾りだという事が!」 今、連邦はジオンとの戦争の真っ只中。 しかもジオンが開発した新兵器MSとミノフスキー粒子により戦場の在り方がガラリと変わり、人間の勘や能力が戦場での勝敗を左右する時代になってしまっている。 連邦軍が劣勢だから、早くガンダムを作らないといけないのだが・・・・必要な部品の数が多すぎて、開発を諦めたい気持ちになった。 腕、間接、足、胴体、顔、その他諸々、短期間で開発するには予算と設備があっても辛かった。 だから、机の隣にあった資料に目を移す。 そこにあったのは即席兵器ボール。後に丸い棺桶と呼ばれる傑作機だった。 丸い身体がとってもキュート。頭に備え付けられた低反動砲がチョンマゲに見えて、B U S I らしさを感じさせてくれる。 戦うことは死ぬ事と見つけたり。 「おお・・・・これだ! これこそ、私が求めていたガンダムの姿だ! 美しい!可愛い!生首!」 テム・レイの脳味噌の中で、ボールとガンダムの二つが合体し、新しい姿が思い浮かぶ。 最小限の部品で、量産性が良く、人型で、頑丈で生存率が良い。 そんな素晴らしい設計を思いつき、コンピューターにインプットしようと手を忙しく動かした。 喜びのあまり、息子の名前を叫ぶ。 「これがあればジオンに勝てるぞ!アムロっー! これでガンダムは完成するっー! お父さんは頑張るぞぉっー!」 テム・レイは仕事中毒。 でも、息子との関係は普通に良好なので、Zガンダムの主人公カミーユの両親よりは良い父親だった。 テム・レイが発狂して、ガンダムが頭だけになったそうです ジオンから一番遠く離れたサイド7のコロニーで極秘裏に行われたガンダムの開発は完成した。 その姿は・・・巨大な頭から、小さな手足が生えている奇妙なロボット。 頭にビームライフルを備え付け、額に【がんだむ】と書かれている。 最小限の部品で、最大限の効率を求めた集大成がこれだった。 部品数が少ないおかげで、ガンダム(頭)をうっかり30機も量産し、整備性も抜群。 テム・レイの部下達から 「豪華なボール(笑)」と呼ばれて大好評。 しかも、ガンダム(頭)の口元から 「「「「「「「「ゆっくりしていってね!」」」」」」 戦争で荒れ果てた心を癒すための、癒しボイスつき。 息子のアムロの声を採用したから、テム・レイは心の底から癒される気持ちになる。 息子と一緒にガンダム(頭)を作り上げたような気分だ。 仕事が忙しくて、アムロを自宅に放置しがちという事も忘れちゃっている。 背後にいる部下達がうざそうな顔でガンダムを見ている事には気づいていない。 機械オタク故に、人の機微に鈍感。 機械弄りしてりゃ幸せという職人気質は、テム・レイを幸福にしている。 しかし、ガンダム(頭)を見ながら恍惚感に浸っていると ドカーン!ドババババババババ!!!! 基地の外から激しい爆音と銃声が聞こえた。 連邦の軍人達は何事だと戸惑い、すぐに遠くから聞こえる「ジオンだぁっー!ジオンのザクが襲ってきたぁっー!」という声で事態を把握した。 戦艦ホワイトベースへのガンダム(頭)の積み込み作業任務をまだやってないから、軍人達は大慌て。 基地の外に行けば、ザクに殺されるので運搬なんてやってられない。 かといって、このまま待てば基地を破壊されて詰む。 戦って生き残るしか道はない! 軍人達の目線は、さっきからアムロの声で 「「「「「「「ゆっくりしていってね!」」」」」」」 と叫びまくるガンダム(頭)に向けられていた。 全部、ビームライフルを頭部に装備し、採算度外視の装甲なので頑丈である。 設計上は、ザクを遥かに凌駕する機体だ。 操縦の問題も・・・・ここににいるのは一般のパイロットではなく、技術士官。 自分達で作り上げたから、操縦系統はよく理解している。 ジオンのMSよりも簡易で操作しやすいのが、このガンダム(頭)の売りでもあった。 「「「「「「「ゆっくり乗っていってね!」」」」」」」 テム・レイの趣味が反映されすぎて、行動する度にアムロの声が聞こえる所が駄目な傑作機。 この声は不思議と人をイライラさせる。 上司の息子の声だと思うと、余計にイラッときた。 「おお!アムロ! お前の声はなんて癒されるんだ! ゆっくりしていってね! お父さんはジオンを撃退して頑張るぞ! 戦争終わったら、一緒に何か作ろうな!」 ((((((((ガンダムの開発を、この人に任せた結果がこの有様だよ。))))))))) 部下達は、上司の妻が離婚して、地球に残った理由がわかった気がした。 なんとなく、テム・レイの行動がうざったい。 これは日常生活を共にしていたら殴るレベル。 でも、今はそんな事をしている場合じゃない。ガンダム(頭)に乗って、ジオンを撃退しないと自分達の人生は終わりだ。 ジオンはコロニーごと虐殺した前科が大量にあるだけに、生き残るなら勝利するしかない。 ガンダム(頭)の後ろから技術士官達は乗りこみ 「「「「「「「ゆっくり出撃するよ!」」」」」」」 丸い棺桶なボールを思い出して不安になった。 コロニーに侵入したジオンのMSザクの数は2機。 本来ならコロニー内部の偵察が目的だったのだが、新兵が暴走し、連邦の基地へと向けて射撃をしていた。 ザクの持つザク・マシンガンは、120mmの弾丸をばら撒き、連邦の設備を次々と破壊していたが・・・この弾丸、宇宙空間での使用を前提にしているので初速が抑えられており、威力不足になっている。 反動が大きいとザクが宇宙空間で態勢崩す事から、威力を犠牲にしているのだ。 つまり、ガンダムの装甲を貫通できないって事だよ! 「な、なんだあれはっ!? 白い頭が出てきたぞ!」 連邦の基地から、次々と大きな頭に小さな手足が生えているガンダム(頭)達が出てきた。 まるでデブリを回収したり、宇宙で作業したりする時に使うパワードスーツ。 とても強そうな兵器には見えない。 ザクと比べれば、猫と虎くらいのサイズの違いがある。 ザクに搭乗しているジオン兵は、その姿に安心してマシンガンを向けて、引き金を引いた。 「連邦の生首は死にやがれぇっー! この功績で出世して、シャア少佐みたいになりたいんだよぉっー!」 ドババババババババババっ!!!!!! フルオート射撃で弾丸を次々と銃口から吐き出し、ガンダムを仕留めようとするが、先ほど述べたようにザクの持つ銃器は威力が足りない。 ガンダムの頭に当たっても、装甲で跳ね返されて貫通しないのだ。 「「「「弾丸はゆっぐりできないよ!」」」」 でも貫通はしなくても、4機のガンダム(頭)が弾丸の威力に吹き飛ばされて、回転してボールのようにコンクリートの上をゴロゴロと転がり、基地の設備に衝突してめり込んでいた。 中にいるパイロットさん達は、この状態でも気絶するだけですむ安全設計。 ただし、ガンダム(頭)は小さ過ぎるが故に重量が軽く、その場に留まる事ができない。 更に 「「「「パイロットさんが気絶したよ!衛生兵さんはゆっくりしないで来てね!!」」」」 ガンダム(頭)のAIが搭乗者が気絶したことを把握し、周りにそれを知らせる素敵機能つき。 戦場で「無防備です。殺してください」って言ってるようなもんだが、テム・レイが気にしなかったから仕方ない。 残った26機のガンダム(頭)は、仲間の犠牲のおかげでザクへとビームライフルの照準を合わせて 「「「「「「「「「「「「「ビームでゆっくりしていってね!」」」」」」」」」」」」 頭に備え付けられたビームライフルの一斉射撃を行った。 26のビームライフルが同時に光り、ザクの装甲を圧倒的な高熱で融解させ・・・・・動力源が核融合炉だから大変だ。 原作でも、ザクを撃破したらコロニーの厚い壁に大穴が開くレベル。 つまり、ザクを撃破したせいで核融合炉が暴走し、そのエネルギーはコロニーに穴を開けた。 「「「「「「「「「「「「「コロニーに穴が開いたよ!ゆっくり防ごうね!!」」」」」」」」」」」」 何もない真空空間へと、コロニーの空気は尋常じゃない勢いで吐きだされ、その空気の流れにガンダム(頭)26機が巻き込まれ、次々とコロニーの外へと放り出された。 宇宙空間にあるガンダム(頭)26機の生首。 小さい手足が目立たないから、きもかった。 「「「「「「「「真空空間はゆっくりできないよ!」」」」」」」 幸い、ガンダム(頭)は、宇宙空間での使用を前提に開発してあるので、真空空間に放り出されても自力でコロニーに戻って来れる。 推進剤があるから楽勝だ。 ガンダム(頭)達は器用に姿勢を制御し、方向転換してコロニーの方へと向かう。 大穴は既にバブルガムのようなもので防ぐ応急処置が施されて通行不能なので、ホワイトベースがいる港の方へと、テコテコ移動していてキモイ。 「「「「「「「「ゆっくり進むよ!」」」」」」」」」 あとの問題は・・・・コロニー内部にザクが1機残されている事だった。 対処できるのは気絶しているガンダム(頭)4機のみ。 そのうちの1人はテム・レイ大尉(気絶)。 うっかり破壊したら、コロニーに大穴が開いて、残りの空気が吐き出されてコロニーの住民が全滅してしまう。 彼らは死亡フラグを潜り抜ける事ができるのかっ!? ドカーン! 「「「「真空空間はゆっくりできないよ!」」」」 どうやって気絶しているはずの連中が、ザクを破壊できたのかは分からないが、コロニーの外壁に大穴が開き、ガンダム(頭)4機が大穴から吐き出されていた。 つまり、テム・レイの息子アムロが死亡した事を意味する。 連邦の白い悪魔と呼ばれた最強のエースパイロットさんが誕生しない。 アムロの死は、シャアを戦場で釘つけにできる奴が居ない事を意味し、 地球各地にいるジオンのエースパイロット達を倒すのに、連邦軍が苦労するという事であり、 最強MSジオングが開発された後は、シャアが戦場で無双する未来が高確率で確定した。 「「「「「テム・レイが暴走した結果がこれだよ!」」」」」 「「「「パイロットさん早く起きてね!真空空間を漂いすぎたら永遠にゆっくりするよ!!」」」」 その後、テム・レイは大事な息子が死んだ事を知り、ニュータイプの力に目覚めたそうな。 連邦の白い生首と呼ばれ、シャアと長いライバル関係を築く事になる。 地球 妻との再会 テム・レイ「絶望した! 嫁が地球で浮気して絶望した!」 妻「アムロが死亡した事を知って絶望した! 離婚よ!離婚!」 テム・レイ「うるせぇー! こちらから離婚してやる!」 ララァ死亡後 シャア「テムっ!貴様がララァを殺したのだ! ララァは私の母になってくれるかもしれない女性だったのに!」 テム・レイ「うるさい! 私の大事なアムロを殺した責任を取って死ぬがいい!若造がっ! アムロが生きていたら、ララァは私の娘になるかもしれない娘だったんだぞ!」 終盤 シャア「テム!ここが最終決戦だ! ジオングの圧倒的な性能で殺してやる!」 テム・レイ「私が作ったガンダムは伊達じゃない! 行け!部下×50!」 部下×50 「「「「「「「「「「「「「「ゆっくりアムロの声で仇を取るよ!」」」」」」」」」」」」」」」」」」 シャア「おい、待て!!ずるいだろ!? 破壊されてゆんやっー!」 グリプス戦役 テム・レイ「カミーユの父親さんと仲良くなった。 機械弄りが大好きな仕事中毒だから、親友になれそうだ!」 カミーユの父親「あ、あなたがガンダムを作った伝説のニュータイプっ!?」 第一次ネオ・ジオン抗争 テム・レイ「年齢的にパイロットを続けるのが辛い。 引退したいのに、連邦が引退させてくれない。」 第二次ネオ・ジオン抗争 テム・レイ「シャア!? 生きていたのか!? 息子の仇っー!」 シャア「うるさい! ララァを殺したオッサンは死ぬがいい!」 テム・レイ「私の作ったターンAガンダムは伊達じゃない!」 |
あとがき
(´・ω・`)月光蝶☆
(´・ω・`)書くの難しいね。うん。
ゆっくりしていってね!
【機動戦士ガンダム】
パルメ専用 ターンdガンダム
返信削除(`・ω・´)絶頂蝶☆
(`・ω・´)絶頂光☆
返信削除昔ボンボンで、一頭身のガンダム漫画【タマロイド 超Cガンダム】というのがあったことを思い出したよ。
返信削除こんなのおかしいよ・・・・・・!
返信削除面白いと思ったら、作者が、パルメさん、だなんて・・・・・・!!!
こんな現象、因果律そのものに対する反逆だよ!
削除>面白いと思ったら、作者が、パルメさん、だなんて・・・・・・!!!
削除(`・ω・´)つまり、
(`・ω・´)いつも作る作品はつまらないという事なのかぁー
(`・ω・´)絶望蝶☆
削除