6話 銀行を作りましょう。日本資本主義の父の真似

14 件のコメント :

公開日: 2015年3月6日金曜日 TS ナポレオン帝国の野望 自作小説







 









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銀行ってなーに?

個人のお金を預かり、それを事業に融資して利益を得る金融機関の事です。
日本が今のように豊かになったのは、日本資本主義の父【渋沢栄一】が明治時代に銀行を作り上げて、全国の地域経済を活性化させたおかげでもあります。

by初代首相タヌキモン






【妖狐エミール視点】

1000人の廃人冒険者が辺境伯領に来てからというもの。
僕達の所へと届く、書類の数は鰻のぼりに膨れ上がりました。
おかげでマスターは執務室と食卓を往復する日々になり、仕事をしながら机の上でスヤスヤ寝るという不健康な生活をやって大変です。
なぜ、こんなに大量の仕事が発生するのか、僕にも訳がわかりません。
今、現在、マスターは、29時間労働の果てに、グッタリと疲れて机の上で眠っています。
狐耳がペタンと下に垂れて元気がないです。

「らめぇぇ……書類さん……そんなに私を虐めちゃ駄目なのぉ……
エミール君とモフモフしたいよぉ……書類さんとモフモフするのは嫌ぁ……
エミール君の尻尾の方がモフモフしてるよぉ……紙はそんなに気持ちよくないよぉ……
らめぇぇぇぇ……そんなにたくさんの書類さんが来ないでぇぇ……死んじゃうよぉ……らめぇ……エミール君助けて……紙さんじゃモフモフ無理……」

どんな夢を見ているんですか、マスター。
マスターを少しでも楽させるために、僕が書類仕事を頑張るしかないですね。
領主の仕事をペットの僕がやるのは可笑しいと思いますが、なぜか周りから許されているので、たぶん大丈夫なのでしょう。
さて、今日もたくさん届いた書類を見ましょうか。
なになに……地下ダム?
地下にダム?なんですか?これは?
穴を掘って地下水を塞き止めて、水を溜め込むダム?地球では島や砂漠で大活躍してた?
困りました。
これは後回しにしましょう。


次の書類は……空母建設計画。
巨大な船に多数の航空機?を載せて運用する兵器?航空機とはなんですか?
これを作れば世界を支配できる?
わかりません。
さっぱり意味がわかりません。
これも後回しにしましょう。









………………駄目です。5時間ほど頑張ったのですが、僕には知識が圧倒的に足りません。
宇宙船建造計画とか、もう意味がわかりません。宇宙に船を飛ばしてなにをやりたいのですか?
ブラジャー量産計画も意味がわかりません。女性の胸を包む下着らしいですが、必要ですか?これ?
避妊用のコンドーム開発? コンドームってなんですか?意味がわからない。
核兵器の開発、街を一撃で消滅させられる戦略兵器?そんなものある訳ないでしょう。
専門用語が多すぎます。
誰か、僕を助けてください。
マスターは平然とこれらの意味をよく理解できますよね。
こういった書類の意味を理解できるマスターは、恐らく名君の類なんだと思います。
1200年無駄に生きてきましたが、知らない事がたくさんありすぎて辛いです。
ああ、敬愛するマスターとモフモフしたい。
金髪の太い尻尾に抱きついて甘えたい。
一緒に風呂に入って、大きな胸に顔を埋めて抱きしめられたい。
タヌキモンさん、助けて眠い……風呂入ってないから体が痒い……かゆ……もふ……








【ミーニャン辺境伯視点】


ふわぁー、今日も眠いよー。また酷い夢を見た気がするー。体が欲求不満なのかなぁー?
起きたら、居る場所は複数の机を並べた執務室。
エミール君が机の上に頭を置いてグッスリ眠っている。
きっと、仕事のしすぎで疲れて眠ってしまったんだね。
給料ほとんど払わないのに、私の過剰労働に付き合ってくれるなんて、良い子にもほどがある。
エミール君は最高の親友だよ。
………尻尾、モフモフしてもいいよね?
エミール君寝ているし、彼の

銀色のモフモフな尻尾に抱きついてスリスリしていいよね?
私はエミール君の体に抱きついて、尻尾に顔を触れてモフモフした。
お互いに数日風呂入ってないから、少し臭いけどまぁいいや。
あー、尻尾良いー。癒されるー。
狐の尻尾って、他の動物の尻尾よりも無駄に大きいから抱きつくのが最高。
狐耳もいいよぉー。モフモフー。モフモフー。猫とか犬も飼いたいー。

バタッ

あ、部屋の扉が開き、タヌキモンが太くて丸い腕に書類の束をもって、執務室に入ってきた。
目の周りが真っ黒な狸顔も可愛いよね。
問題点があるとしたら、私がエミール君に抱きついてモフモフしている姿を見られた事かな。
タヌキモンは無表情のまま、冷静に聞いてきた。

「……閣下、エミール殿に抱きついて、なにをなされているので?」

「モフモフだよ?」

「もふもふとは?」

「し、尻尾や獣耳とか、モ、モフモフした所を抱きしめて触る遊びだよ。
た、タヌキモンもモフモフ遊びする?」

「そうですか、閣下。
仕事の話をしたいのですか、よろしいかな?」

「う、うん、いいよ。
仕事を早く片付けないと、寝る時間もなくなるしね」

どうやら誤魔化せたみたい。
タヌキモンは私の机に書類の束をドサッと置いて、その内の一枚を私の前に差し出した。
その書類には【ミーニャン辺境伯銀行設立について】と書かれている。
私が首を傾げて意味がわからないというジェスチャーをしたので、タヌキモンがこの部屋へと来た理由を説明してくれた。

「閣下、銀行設立の許可を頂きたく、ここに来ました」

「銀行ってアレだよね?
個人から大金を預かる金庫だっけ?」

「ええそのようなものですが、閣下は銀行の重要性を理解してないので?」

「現代日本で、銀行は普通にあった存在だから、逆にどう凄いのか分からないんだよ、タヌキモン。
出来れば銀行を設立するメリットを教えてくれないかな?」

「わかりました。
ではこの黒板を使用させていただきます」

タヌキモンが手で白いチョークを持って、緑色の黒板に図を描き始めた。
黒板にはこう描かれている。
-------------------------
銀行のメリット
①【銀行の利用者から大量にお金を預金という扱いで集める】☚莫大な大金ゲット

②【集めた金を事業に投資して利益を得る、利益の一部を利用者に還元する】

③【莫大なお金を運用する事が可能となり、産業や事業を大量に立ち上げる事が可能となる】
-------------------------

こうやって、他人にわかりやすく説明できるのって凄いよね。
タヌキモンの事を尊敬しちゃうよ。
つまり、こういう事だよね。

「えと、皆からお金を合法的に預金という形で集めさせて、その金で色んな事業をやるって事だよね?」

私の言葉にタヌキモンはゆっくり頷いた。

「ええそうです、閣下。
銀行は近代国家を作るために必須と言っても過言ではありません。
鎖国をしていた日本が短期間で近代国家に発展したのも、銀行を作れたからといっても過言ではないのです」

「銀行ってそんなに凄いの?」

「はい、これは雑学の類になりますが、閣下は渋沢栄一という人物の事を知っていますかな?」

日本人の名前だけど、聞いた事がないね。
誰だっけ?
分からなかったから、私が顔を横に振って知らない事を伝えると、タヌキモンが知識自慢できる事が嬉しいのか、狸顔に笑顔を浮かべて説明をゆっくり始めた。

「渋沢栄一は、日本資本主義の父と呼ばれる人物であります。
彼は幕府の命令を受けて、欧米に留学し、どうして欧米がビルだらけの大都市になるレベルで大発展し、全長164キロ・メートルのスエズ運河を建設して、高度に発展した近代国家を作り上げたのか、その目で気づいたのです。
つまり銀行の存在。
莫大なお金を集めて、大事業に投資してくれる銀行こそが、近代国家に必要不可欠だったのです。
それを理解した渋沢栄一は帰国後に日本で初めての銀行を作り上げ、日本の各地で事業に投資して経済を活性化させ、産業と工業が発展する基礎を作り上げました」

「なるほど、渋沢栄一って人は凄い人だったんだね」

「ええ、凄いですとも。
死ぬまでに約500の企業の育成に係わり、同時に約600の社会公共事業や民間外交にも尽力していました。
東京電力、日本郵船などの日本の大企業は、彼が創設したものです。
ミーニャン辺境伯領でも銀行を作り、冒険者たちが持っている莫大な大金を預けさせれば、産業と工業を飛躍的に発展させる事が可能だと思われます」

「わかった。
なら銀行設立を許可するよ。
……仕事たくさん増えそうだけど、皆のためだから仕方ないよね」

「文官を随時募集しているので、閣下の仕事は何時か減ります。
それまで耐えてください」

私は銀行設立の書類に、印鑑をポンっと押して許可を出し、タヌキモンに渡した。
タヌキモンはまだ言いたい事があるらしく、丸い顔に満面の笑みを浮かべて、新しい書類を出してきた。
そこには、【紙幣発行について】と書かれている。

「閣下、銀行を作るついでに紙幣を発行する予定なのです。
閣下には紙幣に印刷する肖像画のモデルになってもらいたいのですが……よろしいですかな?」

「紙幣?
紙のお金を作るの?」

「はい、そうです。
具体的には判子に肖像画、数字、文字を刻み込んで、紙に押して刷る原始的な方法で紙幣を作る予定です。
後で印刷機の開発に成功したら、印刷機で紙幣を量産する予定になっています」

「この世界って金貨や銀貨を使った貨幣中心の経済だよね?
紙幣を作っても、ちゃんと流通するのかな?」

「大丈夫です。
日本で紙幣を流通させたのと同じ方法を使って、紙幣に信用価値を持たせます。
……つまり、先ほどの日本資本主義の父【渋沢栄一】のやり方のパクリです」

その言葉を理解できないから、私は首を傾げた。
タヌキモンはこういう知識を話す事が好きみたいで、話している最中は丸い顔がずっと笑顔だ。

「紙幣に価値を持たせるために、紙幣と同じ額の貨幣と何時でも交換できる制度を作ればいいのです。
まぁ、渋沢栄一が実行した場合は民衆が安心を求めて、紙幣を金貨と交換したせいで、金貨が大流失して銀行が破綻寸前に追い込まれましたが、貨幣との交換の際は手数料を取るなどの措置をすれば、なんとかなると思われます」

「ふーん、そうなんだ。
ところで、どうしてタヌキモンは紙幣を作りたいの?
何かメリットがあるんでしょ?」

「貨幣はかさばって重くて運搬が大変ですが、紙幣は束にして運搬がしやすく商売に使いやすい。
しかも紙幣の価値が落ちないように適度に刷れば、定期的に金が生えてくるも同然という事なのです。閣下。
絶対に紙幣を偽造されないように、冒険者の中にいた判子職人に判子を作らせますのでその点もご安心ください」

タヌキモンしゅごい。次々と政策を実行する手腕しゅごい。
専制主義な事を利用して、迅速に政策を進めすぎてしゅごい。

「わかったよ、タヌキモン。君は本当に頭がいいね。
こんな貧乏な辺境伯領には勿体無い人材だと思うよ。
ところで肝心の肖像画は何時書くの?
まだまだ処理しないといけない書類がたくさんあるから、できれば早めに済ましてほしいな」

「千ミーニャン、5千ミーニャン、1万ミーニャン紙幣の合計3種類の紙幣を作る予定です。
サンプルとなる肖像画を絵師に書かせて、後にそれを参考に判子に肖像を刻み込んで作りますので……肖像画を描くのに恐らく3時間はかかりますかと」

ミーニャン?
あれ?
ヨーロッハ帝国の通貨単位って、帝国マルクじゃ?
私はとても気になる単語を聞いたから、狸顔にずっと笑みを浮かべているタヌキモンに聞き返した。

「あの、ミーニャンってなーに?」

「ミーニャン辺境伯領の独自紙幣の単位です。
1万ミーニャンで1万帝国マルクと交換できるように価値を持たせる予定になっております」

「なんて通貨単位が私の名前なの?」

「閣下の知名度を上げるための役にたちます。
それに……響きがいいでしょう?
ミーニャンは良い名前だと思います」

タヌキモンが暖かそうな視線を私に向けてきた。
……まぁいいか。
ミーニャンはこの身体のキャラ名だけど、地球にいた頃の身体の名前を全く思い出せないし、それでいいよね。
今は忙しいから、通貨単位の名称なんてどうでもいいし。
問題だったのはこの後だ。
執務室に3人の絵師が入ってきて、肖像画を描くのに9時間もかかった。
過労でヘトヘトだった私は、最後は眠りながら肖像画のモデルになってたと思う。

●~1万ミーニャン紙幣~
絵師A(´・ω・`) 笑顔でダブルピースしてください。

私(´・ω・`) イエイ!

絵師A(´・ω・`)良い笑顔してますねー。

私(´・ω・`) (この体勢疲れる)


●~5千ミーニャン紙幣 ~
絵師B(´・ω・`)そこの眠っている銀髪の妖狐の少年を抱きしめてモフモフしてください。

私(´・ω・`)エミール君をモフモフ

絵師B(´・ω・`)うほ、これは良い絵になる。 ショタと年上の姉とか良い感じ

私(´・ω・`)(あれ?なんか不味い気がする、これが紙幣になってばら撒かれたら、ショタコン容疑がかかるんじゃ・・・)


●~千ミーニャン紙幣~
絵師C(´・ω・`)眠そうな顔ですね。眠いですか?

私(´・ω・`)はい、眠いです。

絵師C(´・ω・`)なら眠ってください。寝ている姿を肖像画にしますので

私(´・ω・`)わかった。


ふぁー、眠いー。
肖像画のモデルになるのも大変だよ。
もっとゆとりがある生活がしたいよ。
一日の労働時間がどんどん伸びて、逆に不効率な気がする。
タヌキモンー、助けてー。
書類さんが私を虐めるのー。
睡眠時間がガリガリ削られて、1日4時間くらいしか寝てないと思う。
ヘルプミィー!
世界中にいる優秀な人達、辺境伯領に来て私を助けてぇー!
たくさん獣人がいて、好きだけモフモフできるからーお願いー。






















【廃人冒険者ニャンコのルナ(♀)視点】

最近、アタイ達……冒険者に払われる給料が年利10%の国債じゃなくて、紙幣になった。
平らな紙幣にはミーニャン辺境伯の肖像が印刷されてる。
一体、これは何の悪い冗談かと最初はアタイも思ったけど、辺境伯領内で普通に使えて凄いのよね。
市民達が市場で紙幣を使って、商人達から物を買う光景を何度も見た。

主婦(´・ω・`)リンゴ頂戴ー。はい1000ミーニャン

商人(´・ω・`)わかったー

主婦(´・ω・`)紙幣になってから、色々変えて最高ね!

普通の国だったら、紙幣がここまで流通するのはありえないと思うわ。
今まで色んな地域を見てきたけど、権力者は普通に徳政令を連発して借金を踏み倒すから信用ないし、大金をアタイみたいな獣人が持っていたら殺して全財産没収が当たり前。
つまり、この紙切れに莫大な価値があるのは、それだけ皆がミーニャン辺境伯を信頼しているって証って事なの。
この紙幣を発行する時の領主補佐タヌキモンの説明も完璧だったし。

タヌキモン(´・ω・`) 皆さんの給料は、今日からこのミーニャン紙幣になります!
いつでもこの紙幣は貨幣と交換できるので安心してください!(ただし手数料がかかる)

冒険者(´・ω・`) (´・ω・`) (´・ω・`) なるほど、それなら紙幣に換えてもいいな。

タヌキモン(´・ω・`)つまり、同額の貨幣と交換できるこの紙幣には、貨幣と同じ価値があるという証明です!
古くなった紙幣は銀行まで持っていけば、新紙幣に交換しますのでご安心ください!(その紙幣に価値があるのは、辺境伯領が存続している間だけだが、余計な事は言わん)

冒険者(´・ω・`) (´・ω・`) (´・ω・`)さすが領主補佐!そこに痺れるっ!憧れるぅっー!

アタイは、ミーニャン閣下達が純粋に凄いと思うわ。
2年前、アタイもミーニャン閣下と一緒にブタマン帝国の砦で性奴隷生活させられて、毎日のようにオーク達の慰みものにされて屈辱の日々だった………そんな中、ミーニャン閣下はオークの子種まみれの身体で這い上がって、私達に安住の地をくれたんだ。
だから、アタイを地獄から助けてくれたミーニャン閣下の役に立ちたい。
アタイは戦士だから、戦いや治安維持でしか役にたたないけど、もっともっと活躍したい。
……そうだ、アタイには女の武器がある。
14歳くらいの外見で、銀髪ロリ猫耳属性を生かせば、もっと活躍できたり……する訳ないか。
性奴隷の時は、この外見のせいでオーク達に執拗に犯されて酷い目にあったし。
この世界では可愛さが武器になるのは、娼婦とか、そんな世界だと思うわ。
なら、武力で貢献した方が絶対に良いに決まっている。 そのためならば、女である事を捨てよう。
ミーニャン閣下、あなたはきっと歴史に名前を残す。
交渉だけでヨーロッハ帝国からエジプト~シリアの領土を勝ち取り、アジア貿易独占できる土地まで取得する時点で、外交の天才マジカル・ミーニャンって言いたいわ。
どうやって領土を得たのか、今でも謎なのよね。











この時、アタイは他の道を完全に諦めて、日々の仕事に没頭する事で逃げた。
武力だけが、アタイがみんなに貢献できる仕事なんだと思って、治安維持やモンスター狩り、時折遭遇するブタマン帝国の軍勢と戦い、ミーニャン辺境伯領の安寧に務めるの天職なのだと思った。
でも、数ヶ月すると領主補佐の青狸のタヌキモンさんが私の所へとやってきて【アイドル募集】のチラシを片手に、こう言ってきた。

「そこの君、アイドルになってみないか?」

「はい?」

「前から思っていたのだ。
冒険者の中で……君が一番可愛いと。
お願いだ、ミーニャン閣下を助けるためにアイドルになってくれ。
世界が時めくスーパー超時空アイドル【ニャンコのルナ】になって欲しい」

タヌキモンさんは、私のために全身を曲げて土下座して頼み込んで来た。
そこまでされたら、ア、アタイにはアイドルになる事を受ける以外の選択肢はない。
ようやくミーニャン閣下に、恩を返せる時が来たかもしれないんだ。





このネタは2話後に続く

あとがき


アイドル(´・ω・`)キラッ★


銀行を作って、大量に融資して産業を育成して大事業チート by渋沢栄一
http://suliruku.blogspot.jp/2015/03/blog-post.html

●没ネタ
現実で紙幣を一番有効利用している国はアメリカ合衆国ですな☚ドル紙幣は金利がない国債みたいなもん

国際基軸通貨の通貨発行権を得て、自分達でお金刷って大儲けチート ...」
http://suliruku.futene.net/1uratop/Z_Kanrinin/72.html





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14 件のコメント :

  1. ミーニャン(´・ω・`)あの娘は一体・・・・?

    たぬきもん(´・ω・`)知らないのですか?
    全世界を騒がす超時空アイドルのニャンコたんです。

    ミーニャン(´・ω・`)マクロスFのパクリか!

    返信削除
  2. なお実は信用による貨幣価値というのは、金貨銀貨の時点から存在する。
    金貨の価値=金塊としての価値+発行者の信用だから。
    (仮に発行者の信用部分がゼロだと、鋳潰されて金塊になる)

    今風に言えば銀行ペイオフみたいなもので、発行者が破綻しても金塊としての価値は保障されるというイメージ。
    なので貨幣の品位は重要。下手に品位を下げると、金塊としての価値も発行者の信用も落ちるから。
    とはいえ経済発展に対して見合うだけの金銀がわいてくれるというわけでもないので品位下げ=悪と断じることもできない。
    この辺はこの辺の解決は不換紙幣の登場を待たなければならない。

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    返信
    1. (´・ω・`)金銀の採掘量が限られているから仕方ないんだね。
      日本の場合、金山、銀山あったからそれでかなり補えたらしい。

      ローマ帝国(´・ω・`)財政が危ないから、悪貨を乱造するー

      銀貨(´・ω・`)銅貨と同じ価値になってもうた。

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  3. 魔法力の根源であるマナを通貨として利用する「マナ通貨」というのを思いついた。

    国民全員が、マナを蓄えることのできる宝石を持っていて、
    何かを買ったら、宝石の中のマナを、通貨として支払うのですよ。
    そして、宝石を利用できるのは、宝石の所有者本人のみ。
    異世界版クレジットカードです。

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    返信
    1. マナをその世界全体で適正に管理する機構がないと、強国や権力者がマナの豊富な土を確保して、マナの収奪争いになるような気がします。
      マナの発生が無制限に続くならいいですけど、地域的に偏ったり、発生するマナに限りがあると、地球世界の原油やガスのような有限資源になり、枯渇等の問題や原産国のような強権や値の吊り上げなどの利権争いに直結してしまう恐れがあります。

      削除
    2. 訂正 土=土地や場所 

      削除
    3. (´・ω・`)そのネタは難しそうだのぅ・・・

      削除
    4. 神様ネタ

      これは直接、経済活動に直結しない。
      神様が直接降臨したり、啓示できるような魔法世界なら、一日一善みたいな、よりよい行いをすると善行ポイントが溜まる。
      己の利益を誘導する行為にはポイントはつかず、ちょっとした良いことが評価される。
      年に1回、女神様や天使様的な何かに「◎◎だったで賞」の感じで天啓で本人がほめてもらえる。
      ランスのレベルアップ神みたいなもの。
      効能、人生を気分よくすごせる。
      実は、レベルアップ時にちょっぴり補正がかかる。

      削除
    5. マナ通貨について。

      所謂、エネルギー経済であればSFに多くの事例がある。
      SF世界では技術が進み物質の希少性が薄れているので
      物質よりも、物質を変化、構築させるためのエネルギーを単位とした経済が
      築かれている描写が多くある。

      削除
    6. 魔力本位制の話は以前書いたことがあるな。

      魔力を地下資源じゃなくて、生物由来、特に「人間から沸いてくるエネルギー」という風に設定すれば(マギノシュタットみたいな感じ)
      上で言われているような権益争いは避けられるんじゃないかな?

      削除
    7. ファンタジー世界の魔法の適正の有無、種族や個人の適性による魔力の大小の差。
      種族、階級的な差別=奴隷=強制=人間狩り=効率、数による大量生産=人間牧場的な何か。

      別レスの影響もあり、すぐそれを考え付く外道な私。

      削除
    8. >所謂、エネルギー経済であればSFに多くの事例がある。

      星界シリーズの世界の経済がどうやって動いているのか、考えたことがあるんだけど、
      あの世界の経済には、「反物質本位制」とでもいうべき、反物質の生産と消費によって成り立つような、
      通貨制度があるんじゃないかと思う。
      小説の中には、そんな描写はないんだけど(だから、ひょっとしたらただの妄想かも…)

      星系を治める領主や、地元の領民政府が反物質工場で反物質を生産

      星界軍の軍艦や、帝国商船団の商船が、反物質を燃料として買い取る。
      買い取り価格は、帝国内で統一されている。
      支払は、星間宇宙船の中の通貨発行サーバーで帝国基準通貨を発行して支払う。
      通貨発行サーバーを管理しているのは、軍艦の中では書記。
      (だから、ジント君の役割は非常に重大。でも、小説の中では、そんな描写がないw)

      帝国基準通貨を受け取った領主や領民政府は、それを星間貿易に利用する。

      帝国全体での反物質の生産量の調整は、
      帝都にある人類世界最大の反物質工場「帝国の乳房」での
      生産量を調整することによって行う。

      帝国にとって、星間宇宙船は、銀行としての役割を果たしていて、
      星間宇宙船を運行することで、帝国の全土に通貨をばらまいて、
      星間貿易を活発に行って、経済を活性化しているんですね。
      それで、このシステムにおいて中央銀行の役割を果たしているのは、
      帝都にある反物質工場「帝国の乳房」なんですね。

      (´・ω・`)でも、最新作では、帝都が陥ちちゃったんですね。
      中央銀行である反物質工場「帝国の乳房」が破壊されたので、
      帝国の経済は、どうなっちゃうんでしょうか?

      削除
    9. >>8

      (´・ω・`)あの世界、手首にある腕輪に、大量の電子マネーいれてるんやで(漫画版)
      そんな描写があったから星界の紋章は電子マネー社会だったと思う。

      削除
    10. 米国テレビシリーズ「ALMOST HUMAN / オールモスト・ヒューマン」という作品では、西暦2048年の未来社会が出てきますが、電子マネーでやり取りされていたのが、小型のステック状のメモリに記録された「ビットコイン」でした。
      犯罪者発生率が400%という犯罪者が蔓延る半ばディストピア社会のため、来歴を問わずお手軽な「ビットコイン」の電子マネー決済が好まれているようです。
      製作時期が旬だったので、視聴者に理解しやすい「ビットコイン」だったという意味もあるかもしれない。

      削除

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