【FateZero】 おいでませ、メディアさん! 【後篇】
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公開日: 2014年1月3日金曜日 Fate Zero ネット小説
【FateZero】前の中篇はこちらだよ。 |
次のエピローグはこちらだよ。 |
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今まで生き残っていた連中をギルガメッシュが掃除しまくって、BAD ENDだったよ。
主人公「ゆぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!!
聖杯が完全に完成したけど、セイバーのエクスカリバーでキャスターが消滅しちゃったああああああ!!!
どぼじでごんなごとになるのおおおおおっ?!!!!!
これじゃ聖杯を浄化できないいいいいいいい!!!!
ゆんやっー!」
衛宮切嗣「僕のせいでハッピーエンドが、原作同様のBAD ENDになってしまった有様だよ。
ゆんやっー!」
冬木市「「「「「「げ、原作以上の災厄だああああああああああああああああああ!!!
どぼじでごんなごとになるのおおおおおっ?!!!!
原作キャラで幸せになった奴が増えたけど、原作以上の大災厄すぎてゆっぐりできないいいいいい!!!!
膨大な数の一般市民ざんがあああああああああああああああ!!!」」」」」
脱落した順番 | |||||||||
② | 脱落 | アサシン | 遠坂時臣の死ぬ様を、アサシンを通して見ていたから覚醒しつつある。 ●衛宮キリツグと対峙する機会を得たので、そこで二人きりの戦闘をやったら、言峰キレイが死亡した |
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⑥ | 脱落 | 同盟 | セイバー | ●サーヴァンド同士はギルガメッシュに対抗するために共闘しているけど、マスター同士が殺し合い、主人公が衛宮キリツグの手で殺害された。 ●衛宮キリツグの命令で聖杯の破壊を命じられて、魔力全消費して脱落。しかも、聖杯はキャスターの妨害で破壊できていない。 |
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① | 脱落 | ソラウ | 三大怨霊の平将門を疑似サーヴァントにした。でも、神秘の秘匿してなかったせいで、全陣営にフルボッコにされて脱落。 | ||||||
優勝 | アーチャー | 攻撃出来ないと思って油断させて、雁夜叔父さんのバーサーカーで殺害した。 ●アーチャーが生存したままだから、ソラウと契約した ●ほとんどの陣営を最後に殺しまくって掃除した。 ●最後の最後にマスターのソラウが殺害されたけど、単独行動Aスキルがある。 ●優勝。聖杯戦争後も受肉し、子供達と遊んでる。 |
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⑤ | 同盟 | キャスター【メディア】 | 主人公 | 卑劣な罠使ったりして、成敗戦争を優位に進めている。 雁夜叔父さんの人の良さを利用しまくり、厄介な他の陣営同士をぶつけようと画策していて悪辣。 ●アサシンの毒で将来的に死ぬ事が100%確定した。 ●メディアに前世の情報とか全部話した事で仲良くなっている。 ●主人公が発狂してる。勝利するためにアイリを殺し、勝つために手段を選ばずに情け容赦なく相手を殺してる時点で、狂いつつある。 ●サーヴァンド同士はギルガメッシュに対抗するために共闘しているけど、マスター同士が殺し合い、主人公が衛宮キリツグの手で殺害された。 ●キャスターは、セイバーのエクスカリバーに巻き込まれて消滅。つまり、聖杯を浄化する術がなくなってBAD END |
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③ | 脱落 | 同盟 | バーサーカー | 主人公に利用されている。キャスターが集めた莫大な魔力の供給があるので優勝候補。 主人公の命令でアサシンの姿に偽装したバーサーカー使って、小聖杯を強奪した。 ●ライダーの戦車を強奪したから、空飛ぶバーサーカーになってる。 ●間桐雁夜は、葵さんに今までの生き方を全部否定されたから、現実逃避するために場から逃げ出して、車にひかれて交通事故で死亡した。 ●対アーチャー同盟組んだけど、アーチャー強すぎて返り討ち |
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③ | 脱落 | 同盟 | ライダー | ウェイバー | ●バーサーカー陣営に戦車を強奪された ●対アーチャー同盟組んだけど、アーチャー強すぎて返り討ち |
死亡 | マキリ・ゾォルゲン | 生かして置くと危険だから、同盟組んだついでに、罠に嵌めて虫に食べさせて殺害した |
おいでませ、メディアさん! 【後篇】 | 作者:瞬間ダッシュ | S | 21-25話 | 2014/01/01 | |
21話 聖杯の器 -メディアと主人公は最終局面の前に話し合いをする事にした。 既に雁夜叔父さんは桜と一緒に聖杯戦争から逃亡しており、バーサーカーは主人公のサーヴァントになっている。 聖杯の器であるアイリも確保し、聖杯が汚染されている事を伝えてアイリを説得しようとするが・・・・主人公は敵なので信用してくれなかった。 そのためアイリの意識を奪い、聖杯が願望器として運用できるように、残りの陣営を全て殺し合わせて、サーヴァントを燃料としてくべる最後の戦いが始まろうとしている! 目下の目標はアーチャーの殺害! そして、アーチャーを殺害した後にセイバーと相性のいいバーサーカーをぶつけての殺害を企んでいる!- 「あとは、集まってきたサーヴァント同士で争わせ、最後の一騎をメディアさんとバーサーカーで仕留めて、この戦いは終わりです」 戦いに成れば、生き残るのはアーチャーとセイバーになる公算が高い。アーチャーとセイバーが相討ちになれば最良、セイバーが生き残るならば良、アーチャーが生き残れば最悪だ。 (´・ω・`)アーチャー一人で全部逆転しそうだなぁ(遠い目 22話 聖杯は誰がために -主人公が小聖杯を強奪した事で、そろそろ聖杯戦争は終盤になっている。 残った陣営を潰し合わせるために、龍洞寺に集まるように挑発し、主人公はセイバー陣営と利害が一致するので同盟を結ぼうとするが拒否られた。 聖杯が汚染している事を伝えても信用されないので、組むのは不可能だった。 -- 「お前と同盟するつもりも、ましてやお前の言葉を信じるつもりなどない。『裏切りの魔女』など信用できるか」 『…………』 キャスターのマスターからの誘いをバッサリと切り捨てる。その上サーヴァントの真名にまで言及して断りの理由とした切嗣に、電話の向こう側にいる『敵』は沈黙を保っている。 その時間は果たして1秒だったか10秒だったか。切嗣は相手の出方を探るために、こちらからは通話を切らず、しかし足は動かし続けた。 そして、沈黙は破られた。 『なら死ね』 (´・ω・`)悲劇へと向けて一直線。おお、これは惨劇が待っている。 23話 そして --主人公はソラウがアーチャーと契約していると判断して、ソラウを殺しそうとした。 だが、主人公は衛宮切嗣の奇襲を受けて命が危ない。 それに、思考が最初と違って可笑しく。 アイリを殺している時点で、主人公は狂いつつある。 -- だってさ、そもそも聖杯戦争はバトルロワイヤル、つまりは自分以外みんな敵でぶっ殺せっていう大前提から始まっている訳じゃん? で、遠坂時臣とケイネス・エルメロイは完璧に敵な訳だから、まあこれは殺して当然、つーか殺さなきゃダメな訳だ。 そんで、アイリスフィールは僕と手を組むのを拒んだ――つまりは隙あればボクの命を狙うって宣言してるも同然な訳でさ、これは完全にギルティー。疑う余地もなく、問答無用で有罪判決&即日死刑執行に相当じゃん。そんな相手を殺す事って…………別に悪い事じゃなくね? それをさっきまでのボクはグチグチグチグチあーだこーだと言い訳ばかりして、なんかボクが悪いことしたみたいにさあ……もうアホすぎ! バカなの? 死ぬの!? (´・ω・`)発狂しちゃった。 24話 幕間 敗北は血と共に --主人公の残りの寿命はヒュドラの血の効力で一時間になってしまった。 衛宮切嗣の初見殺しの起源弾を回避し、残りの寿命を衛宮切嗣を殺すために費やす。 問題なのは衛宮切嗣は倍速で行動できる上に、戦闘機械みたいな戦い方ができるせいで、性能が上でも返り討ちにあっちゃう事だった。99%の確立で勝利できる状況に追い込んでも1%の可能性で逆転され、主人公は瀕死! サーヴァント同士での戦いもギルガメッシュが無双しすぎて、皆で同盟を結んでいたのに一方的に虐殺され、無理ゲー。 更に小聖杯が既に汚染されていたから・・・・聖杯から泥が溢れ出てしまった! 主人公の努力の結果が、原作と同じ有様だよ! -- 25話 物語はゼロに至る--主人公は黄金の聖杯をゲットしたが、近くに衛宮切嗣とセイバーがいた! 逃げないと勝率ほぼ0%! キャスターは遠坂凛にすら苦戦しちゃう雑魚だぞ! キャスターはエクスカリバーで消滅し、セイバーは魔力を全消費して退場。 ここに7騎のサーヴァントの魂が聖杯にくべられ、聖杯が完成した。 既に色が付いている聖杯さんが完成! つまり、この世の完全なる悪が誕生する! 主人公が最後の最後にやれた事は、聖杯を衛宮切嗣にプレゼントする事で、娘のイリヤと一緒に暮らせるENDをくれてやれる事だけだ。 - ――あなたと一緒にいた数日間、とても楽しかったわ―― いやだ。 ――もしもアプシュルトスが生きていたら、きっとこんな感じだったのでしょうね。一緒に悪戯を考えて―― そんな遺言みたいな言葉聞きたくない。 ――ありがとう―― 「あああああああああああああああああああああああっ!!」 そして、メディアさんは僕の目の前で光に解けていった。 (´・ω・`)キャスターさんが生きていたら、ハッピーエンドだったんだろうな。 エピローグ-主人公は自分で謀殺した時臣の葬式に参加し、葵と会話していた。 ちゃんと時臣を殺したのが己である事も告げ、桜ちゃんを保護している。 桜は主人公の家の家門に入っているので原作より遥かにマシな待遇だった。 葵「ロリコン!ペド野郎!」 主人公はこれだけ頑張って、幸せに出来たのはイリヤと桜ちゃんだけ。少しだけ生存できる数を増やしたくらい。 毒の影響で寿命は残り5年。 ウェイバー君とも会って、聖杯戦争の顛末を話してあげて仲良くなり、ギルガメッシュが生存したままだという事を知る。 実際に見てみたら、若返った子ギルだ! 大人のギルガメッシュと違って油断してないから、大人状態よりやばいから主人公は逃げた! 1年後、桜ちゃんと一緒にワイワイガヤガヤしながら生活。イリヤちゃんとも知り合いになり、良い日常生活さん。 5年後、衛宮切嗣が死亡し、主人公の寿命が残り僅かだった。 原作以上の大災害から生存した衛宮士郎の存在そのものを考えると、これは運命としか言いようがない。 主人公は運命に負けて死んだ! -- ――――さて、ここからは僕個人の用事だ。 僕は凛ちゃんに目線を向ける。凛ちゃんは常に僕を睨みつけていたから、ばっちり目が合った。 「――――なによ」 「魔術の世界なんてこんなもんだ。魔術師になるなんて止めちまえ」 「っ」 「わざわざこんな腐った世界に飛び込んで来なくたって、幸せにやっていけるさ。それに、魔術師なんかになって争いに巻き込まれれば、今度は母親まで亡くすぞ?」 この5年で、僕は何となく分かった事がある。 それは、運命を覆して誰かを救うには、それ相応の対価が要求されるという事。そして、この『世界』の意思が、在る一人の存在の誕生――すなわち、衛宮士朗を望んでいるということだ。そうでなければ、原作以上の大災害を、士朗くんが運よく生き残れた理由が考え付かない。 「正義の味方・衛宮士朗は絶対に生みだす。それ以外は、相応の対価を支払うのならば見逃してやる」と、言う風にだ。 結局のところ、僕はこのルールを打ち破る事が出来なかったからこそ、あの大災害が発生したのだ。桜とイリヤちゃんを救ったから、それ以外にしわ寄せをいったという考えはあるが……それは全て僕自身に責任があり、彼女たちにはなんの罪も無い。 |
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