ポケットモンスター二次創作 「俺！サトシ30歳！今まで4回女装した事があるんだ！」 さよなら、バイバイ。

6 件のコメント :

公開日： 2016年10月27日木曜日 ネット小説 ハーメルン ポケットモンスター

【ハーメルン】☚全て纏めたページ

https://novel.syosetu.org/96774/3.html 「クサイハナは元気ですか？」 　サトシの問いに、エリカはくすりと微笑み、やおら立ち上がる。彼女の髪飾りは、よく見ればラフレシアの紋様があしらわれていた。 「ええ。あれからラフレシアに進化して、今でも私の大切なパートナーです」 「そりゃよかった。俺も頑張って救い出した甲斐がありますよ」 「あのときは本当に……ありがとうございました。サトシさんには、感謝してもしきれませんわ」 　あのときと言うのは、サトシが初めてタマムシシティを訪れたときのこと。　 　当時ロケット団の襲撃によって、タマムシジムが火事に見舞われる事件があったのだが、サトシはその際、逃げ遅れたエリカのクサイハナを身を挺して救出したという経緯があった。 「懐かしいですわね。初めて出会ったときは、あまりよい印象を持ちませんでしたけれど……人は見かけによらない、ということでしょうか」 「そうそう。バッジのためには、女装してジムに忍び込んで来るようなヤツですからね」 「……へ？」 　サトシが振り向くと、そこには一張羅の燕尾服に身を包んだ、伊達男改め岩男がいた。前会ったときとは違い、口元の髭を綺麗に剃っている。 　タケシは右手を挙げて、「よっ！」と二人に挨拶した。 「いくら男子禁制のジムとはいえ、あれはなかったよなあ。サトシ」 　エリカがくすくすと笑い、二代目がサトシを訝しげに睨んだ。 「ピ～カ～？」 　つぶらな瞳がみるみる険しくなり、「サトシ……あのときだけじゃなかったの？」と問い詰めていた。 「ははは……そういやそんなこともあったかな……ハハ」 　サトシは苦笑することしかできない。 　ちなみにこの男、これまでに通算四回女装をしている。イッシュではアイリスからサトミという源氏名も賜っており、もはや完全にプロフェッショナルの域である。

---

ポケットモンスター二次創作 「俺！サトシ30歳！今まで4回女装した事があるんだ！」 さよなら、バイバイ。

2016 10/21

https://novel.syosetu.org/100757/6.html サトシ「そんなに変態な事をして、努力したけど、その日暮らしの底辺な俺……。 いまだにポケモンリーグを優勝できない……」 セレナ「……大丈夫だよ！サトシ！ ほら！なんか、サトシの頑張りに報うために、新しい賞が作られたよ！？ あと、私カロスクイーンになれたの！」 サトシ「よく考えたら、色んな美女や美少女から、いまだにモテモテ？」 幽霊ピカチュウ「サトシさんは、才能に恵まれなかったけど、その努力を評価する人は世界中に居たって事なんだよ！ あと女運が良すぎる！」 サトシ「や、やったー！」 ●(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)先生ー！ この物語！サトシさんを徹底的にいじめるストーリーだと思ったら！ サトシさんが幸せになる物語でしたー！ ★（´・ω・｀）……30歳で１４歳の美少女からモテモテか。 しかも、カロスクイーンで収入がありそうでええのう。 ●(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)アンタも少しは努力しろよ！？ ★（´・ω・｀）報われない努力は、徒労と呼ぶんじゃよ？ 意味のない努力は、誰も評価せんのが現実なんじゃ。 ●(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)先生の努力は全部徒労だって！？ ほ、ほら、先生も頑張れば、この作品のサトシみたいに評価されるかもしれませんよ！ https://novel.syosetu.org/96774/4.html ポケモンリーグ本部が、今年度からポケモン界のバロンドールならぬ「ポケモントレーナー栄誉賞」を創設し、その記念すべき初代受賞者にサトシを選んだと大々的に発表したのは、十日前のことだ。 　選考は、ポケモンリーグがあらかじめ選定した候補者トレーナーの中から、世界各地のジムリーダーの投票により受賞者を決定するという方式で行われ、中でもサトシは、カントーやジョウト、カロス等のジムリーダーから、絶大な支持を得たという。 　投票理由としては、長年にわたりポケモンバトルの隆盛と発展に多大なる貢献をしたこと、リーグ優勝などのタイトルにこそ恵まれなかったが、諦めずに挑戦し続けたこと、ポケモンたちと深い信頼関係を育み、世界中の子供たち、ひいては多くのトレーナーたちにとって模範となりうる姿勢を示してきたこと……などが挙げられていた。 　また、真偽のほどはわからないが、そもそもこの賞が創られたきっかけが、長年の貢献にもかかわらず栄冠に嫌われつづけたサトシの功績を称えるためであったという噂が流れている。そしてそれには、カントーを中心とした新旧・ジムリーダーたちの強い推薦があったのだとか。 「よかったねえ、サトシ。ホント……ずっと頑張ってきたもんね……」　 　セレナはピカチュウをぎゅっと抱きしめながら、ほんのりと涙を滲ませた。オーキドはチリチリになった髪の毛をつまみながら、ふっと口元に笑みを浮かべる。 「一本取られたのう……こんな形で、努力が報われるということもあるんじゃな。ずっと諦めずに夢を追いかけてきたサトシの姿勢が、世界中のトレーナーたちの魂を揺さぶったということか」 【ハーメルン】☚全て纏めたページ