マッチロック式銃で軍事チート(15世紀に登場した世界最初の効果的な手持ち型小火器。戦術・戦略レベルで戦争の性質を変えた)

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公開日: 2015年4月25日土曜日 15世紀 スペインの歴史 管理人の文章 技術開発の歴史 統治・内政物のテンプレ 兵器








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15世紀

銃兵(´・ω・`)おーすげぇー。
短期間の訓練で、騎兵の鎧を貫通して銃でバタバタ倒せる。

①銃兵(´・ω・`)でも命中精度悪い!
②銃兵(´・ω・`)火縄あるせいで待ち伏せしても、敵に気づかれてまう。
銃兵(´・ω・`)火縄銃の装填と作業と射撃の手間が多すぎる。最大96の姿勢があるやん。
銃兵(´・ω・`)装填に時間かかりすぎや!

17世紀(1600年)銃兵(´・ω・`)というか、この頃になっても火縄銃の性能低い!
なんやねん!火縄銃に一発装填するのに10分かかるやん!
銃弾を撃つ度に掃除する必要あって面倒臭!
着火に失敗したら俺の方が怪我するし、辛いわ!



●こんなにたくさん欠点あるけど、製造コストが安いし、弓と違って短期間で銃兵養成できるから広く普及した

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マッチロック式銃で軍事チート(15世紀に登場した世界最初の効果的な手持ち型小火器。戦術・戦略レベルで戦争の性質を変えた)
  2015/4/21

●小火器 発明者: スペイン人?(不明)

ユリアン(´・ω・`)戦国時代でよく活躍する火縄銃ですよね、要するに。
創作物でよく大活躍してますよ。


ヤン(´・ω・`)マッチロック式銃は扱いの難しさから運用が大変だったけど、銃兵を短期間で簡単に養成できる民主的な武器だったから、広く普及したんだよ、ユリアン。
この時代から、本国から火薬を運搬する必要が出てきて、補給線が極めて重要になったんだ。
なにせ銃兵の装備は嵩張るから、銃兵は糧食を運べないし、火薬、弾丸、部品を軍当局から支給しないと銃はただの棒きれになるし、整備もやらないといけないから、軍需品輸送部隊に大きく依存する結果を齎したんだ。


銀河英雄伝説のキャラ☝


織田信長(´・ω・`)戦国時代で俺がこれ使って無双するのがテンプレ。

パルメ
(´・ω・`)経済力が真に偉大なり。

オリ主(´・ω・`)火縄銃やそれの上位互換な武器で無双するのがテンプレだよなぁ。


火縄銃の威力

火縄銃は「黒色火薬を使用し」「ライフリングのない滑腔銃身で」「鉛製の丸玉を撃つ」ことから、一般的には現代の小銃に比べて威力も性能も劣ると認識されがちである。しかしながら、この条件において現代の小銃よりも不利になるのは、長距離での弾道特性、命中率である。滑腔銃身で、しかも弾丸の鉛部分を硬い金属で覆っていない場合(いわゆるソフトポイント弾)は、むしろ威力については増す。さらに現代の小銃や散弾銃と比べると口径が大きいため、弾丸自体がかなり重い。 弾丸の初速は480m/s程度あり、拳銃よりははるかに速い。したがって、火縄銃は小銃に比べれば弾丸の直進安定性こそ劣るものの、近距離での破壊力は現代の散弾銃のスラッグ弾射撃にならぶ、あるいはこれを超えるかなり強力かつ危険なものである。
上記の様なある種の誤った認識が広まった一因としては、幕末期に施条式洋式銃を装備した洋式軍隊(幕府が編成した仏式伝習隊・幕府歩兵隊や、後に新政府軍の主力となった雄藩諸隊)の前に、火縄銃を主力火器とした敵対勢力(第二次征長戦争時の幕府軍、宇都宮戦争時の新政府軍)がもろくも敗れ去り、兵制の洋式化が進んだことが民衆に強く印象づけられた経緯が影響している。更に、泰平の世となり実戦で具足が使われる機会が無くなった江戸時代に具足職人が自らがこしらえた具足の優秀さをアピールする為に「試し胴」と称して自ら火縄銃で具足を撃つデモンストレーションが各地で催され、「火縄銃の銃弾を受けても貫通しなかった具足」が各地に文化財として遺されている事情などが大きいと言われる。
しかし、正規の薬量・弾頭重量の火縄銃で戦国期当時の一般的な足軽向けの具足を射撃した報告[8]によると、厚い鋼板を用いた胴体正面部分であっても直撃を受ければいとも簡単に撃ち抜かれてしまい、硬い鋼板に当たることで分裂した鉛弾が胴体内にバラバラに飛散して背中側の鋼板も貫いていることから、「たとえ完全装備の具足をまとっていたとしても、火縄銃がまともに胴体に命中すれば撃たれた兵はまず助からないであろう」と結論づけている。上述の「試し胴」については装填の際に弾丸の重量や火薬量を任意に調整できた[9]ことから、デモンストレーションのためあえて威力を減じたと考えられる。また、具足を木の枝などにつり下げた状態で撃ったために、銃弾を受け流す格好になったと考えられる。
歴史群像編集部および日本前装銃射撃連盟会長小野尾正治らによって2005年頃に行われた実験では、口径9mm、火薬量3グラムの火縄銃は距離50mで厚さ48mmの檜の合板に約36mm食い込み背面に亀裂を生じしめ[10]、また厚さ1mmの鉄板を貫通した[10]。鉄板を2枚重ねにして2mmにしたものについては貫通こそしなかったものの内部に鉄板がめくれ返っており、足軽の胴丸に命中した時には深刻な被害を与えたのではないかとしている[10]。なお、距離30mではいずれの標的も貫通している[10]。
また火縄銃に対する盾としてよく用いられた青竹による竹束については、直径4cm・長さ1m程度のものを31本束ね直径77cm、重量14.3kgとしたものに対して射撃実験を行っている[10]。距離28.8mで10匁玉(直径18.4mm)を撃った時には青竹を6本貫通し、竹束そのものも貫通する威力を見せた[10]。6匁玉(直径15.5mm)の場合は青竹4本の貫通で収まり竹束全体は貫通しなかったものの、当たり所が悪ければ全て貫通する場合もあるという結果が得られた[10]。
なお、同書では火縄銃の有効射程は200m程度としており[10]、命中精度に関する実験も行われている。ヒトを模した身長160cmの静止した的に対して、30mで全て5発全てが胸部に着弾、50mでも5発中4発が着弾するという好成績を収めている[11]。
もっとも、撃たれた距離や角度次第では、銃弾を受け止め貫通しなかった場合はあり得た。成瀬吉正所用の南蛮胴のように、実戦での弾痕を残した鎧が現存している。
ヨーロッパ製の甲冑は厚さを増して銃弾を防いだものも存在するが、それと引換に重量が増したため全身の防御をあきらめ、胸甲として胸部のみの防御に留めている
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E7%B8%84%E9%8A%83  

13 件のコメント :

  1. ユリアン(´・ω・`)(ヤン提督がとっても説明口調すぎて違和感でてきた・・・)

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    1. 火縄銃って構造が単純だから火薬や弾丸の重量を結構あげられるんだよね。
      大阪冬の陣あたりでは射程2キロに及ぶ火縄銃が実戦で使われたそうだけど、照準は統計的な手法だったそうだ。
      ライフリングより滑空砲の方が威力出せるし(ケースバイケースだけど)、おそらく銃身も長持ちしただろうね。

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    2. (´・ω・`)なんという力技と運用の柔軟さ。

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  2. パルメ様。このコラムはポイントがどこかわかりませぬ。というか、疑問が増えました。
    >15世紀に登場した世界最初の効果的な手持ち型小火器。戦術・戦略レベルで戦争の性質を変えた
    に対応する理由は、
    >●こんなにたくさん欠点あるけど、製造コストが安いし、弓と違って短期間で銃兵養成できるから広く普及した。
    でオーケーですか?

    >短期間の訓練で、騎兵の鎧を貫通して銃でバタバタ倒せる。
    という意味では、クロスボウも同様だと思われるのですが。つまり、マスケットやアルケブスがクロスボウにとってかわった理由がわからないんです。遠距離での弾道安定の問題で、「バタバタ倒せない」ですけど、そこはマスケットも同じですし。
    クロスボウ傭兵がイタリアに固まっていた、という史実に基づき「訓練は難しかった」という人もいます。が、どうもクロスボウ生産地の偏りによるものみたいですし、中国の弩兵は基本農民兵だったようなので、「訓練期間短くてもいい説」のほうが説得力あるような。
    とすると、クロスボウとここで挙げた火器は性質が似通っているし、火器のほうは誘爆の事例がわりと頻繁にある以上、火器がとってかわったメリットってなに?と思いまして。
    調べた範囲では、クレインクインの歯車は高度な製鋼技術が必要で、そこが問題だったみたいなのですが、
    >製造コストが安いし、
    が決定打なのでしょうか?

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    1. (´・ω・`)確か火縄銃とクロスボウを比べた利点と欠点ってこんな感じだったと思う。

      クロスボウ☛火薬代がいらんけど、巻き上げるのに力がいる。 壊れやすくて修理し辛い。運用するのにお金がかかる
      火縄銃☛火薬補給しないと使い物にならないけど、誰でも手順を覚えたら銃を撃てる。構造が単純で壊れ辛い。運用するのにお金がかかる


      (´・ω・`)クロスボス、日本で普及しなかったから、あんまり知識ないのよね。

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    2. (´・ω・`)あと思いついたのは

      火縄銃(´・ω・`)火薬を爆発させて弾を発射する時にでかい音が出るから、敵兵士がびびって士気低下する!

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    3. 付け加えるなら、火薬を使う火縄銃は使用エネルギーがけた違いってことかな。

      徴兵兵でも少ない訓練で使えるという点ではクロスボウと火縄銃は同じなんだけど(連射速度もそんなに違わないし)、殺傷力という点では火縄銃がけた違いに高いんだよね。
      そこを見間違うと同じものと考えやすいんだろうと思うよ。

      あと、クロスボウは弥生時代から11世紀まで日本で普及していたので勘違いしないように。

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  3. 教えていただいてありがとうございます。
    あれからクロスボウについて知る必要があると感じ、調べてみましたが、割と複雑な問題みたいですね。
    クロスボウは弦を引くための機構も複雑ですが、弓胴部も強固な複合材で、材料確保、接着剤、乾燥とか非常に面倒な要素が絡み、コストもそれに伴って跳ね上がったことが予想されます。
    ご指摘の通り、それは戦場でのセンシティブさに繋がってきそうですし、マスケットはメンテが必要と言っても煩雑さのレベルが違うと思われます。

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  4. 極論すると、木材をいくつも張り合わせ組み合わせ、そのうえでその木材の耐久力しかないのに強い力のかかり続ける武装と、
    鉄のパイプに取っ手着けて導火式の着火機構つけました、だとあからさまにコストが違いますからね。
    同時に、それ以上の銃器を作り出すには他の技術要素、社会的発展が必要とされたのでこんなにも長くマッチロック銃はそのまま続いた、と。

    ただこの系統のチートで不思議なのは、あまり「銃床」についての言及がないこと。
    それこそ発送だけの改善であるにもかかわらず、使用時の安定やら命中精度の上昇やらにものすごく寄与する要素なのですが……

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    1. 銃床については世界最多の火縄銃を所有していた日本で、なかったことが影響してるんじゃないかな。
       日本の場合、足軽さえ甲冑を着ているから銃床が邪魔になったっていう経緯があるんだよね(大火力の火縄銃では自身が転げまわることで反動を吸収した。要は受け身を取ったってこと)。

      ちゃんと設定を詰めている人なら甲冑を必要とするかしないかで、銃床の有り無しを言及するんだろうけどそこまで詰める人がどのくらいいるかっていうと難しいところだよね。

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  5. 新兵器はそれに合わせた新戦術の構築も大事だよな。

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  6. 火薬の量産だけがネックだな

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    1. ぶっちゃけ銃の強さは「どれだけ速くたくさん遠くに弾を送り込めるか」に尽きるからね。
      後には銃弾というか薬莢の製作とかが出てくるし、以降どれだけ単位時間に弾を撃ち出す機械を作れるかになってくるけど、まず一番初めの壁は仰るとおりに火薬生産ですからね。

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