041「妖精さんの、跳躍地雷包囲網」 【ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)】
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公開日: 2016年7月1日金曜日 ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い) 自作小説
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【ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)】 ☚まとめたページ
『金属製の農業器具』を貸してもらえる、その時点でありがたいにも程があるのだから。
妖精さん(´・ω・`)なぜ、『』☚これがついているんだっ……!?
作者(´・ω・`)備中鍬で農業チートできる時点で、この惑星、おかしいだろう?
(´・ω・`)主人公が今まで購入したアイテムは、こっちに全部纏めた。
http://suliruku.futene.net/Z_saku_Syousetu/Tyouhen/Neltuto_tuuhan/Aitemu.html
【小説家になろう】 「ホビットを使うと、著作権違反になるだって!?」by 指輪物語
http://suliruku.blogspot.jp/2016/06/by.html
【内政チート】「攻城戦は難易度が高すぎるからこそ、盛り上がるのだ!」
https://suliruku.blogspot.jp/2016/06/blog-post_67.html
人間の村は、川から水を引き込んで作った、深い水堀に何重にも囲われている。
村の各所に、ハムスターがたくさん成っている木々がある。
きっと、崩壊した先史文明とやらが、作り上げたバイオ技術によるものなんだろうな、とシルバーは思った。
……先史文明がどういう文明だったのか、本すら読めないシルバーには分からんが。
プラチナの骸骨軍団は、その村をグルリッと包囲し、完全に孤立させていた。
集団は、狭い地域に押し込まれると、機動力が殺されて何にも出来なくなって無力化するから、既に村は詰んでいると言っても良い。
そんな状況に人間を追い込んだ張本人であるプラチナは、高い台を、村から離れた丘の上に組み立てさせ、壇上に登っている。
『プラチナたん、下から見たら縞々パンツが見えてますぞ』
『うむ……貴重なパンチラシーン……なのだろうか?』
両手に拡声器(中国産)を持ち、村へとめがけて、銀髪ロリは華々しく宣戦布告した。
愛らしいハスキーボイスが、周りに響く。
「これより、備中鍬を借りたまま返さない!という、とんでもない大悪行をした人間様の村を攻撃しまーす!
僕としてはとっても心が辛いです。
でも、借りたものを返さないのは、悪魔がやる事です。
きっと、あの村に居る人間様(笑)は、人間の皮を被った悪魔に違いありません。
亜人による亜人のための亜人社会を作るためにっ!
僕たちは彼らを制裁しないといけないんです!」
プラチナの声は、人間(ハムスターマン)ではなく、むしろ、亜人に対して向けられていた。
猫や犬耳の亜人達は、慌てて頷き、賛同の声を漏らす。
「わ、わかるんだよー!人間じゃなくて悪魔なんだねー!だから殺してもいいんだねー!わかるよー!」
「にゃー、スカートの中に履いている縞々が、パンツという奴なのかにゃ?」
「バンジャーイ!劣悪人種絶滅政策バンジャーイ!」
「お願いだから、ワシらの村は滅ぼさないで下さいですじゃー!」
今回の戦は、プラチナとシルバーに逆らったら、こうなるぞという意思表示だと、誰もが理解している。
被害者になりたくない亜人達は、拍手し、国王夫妻となったシルバー達を賞賛せざる負えなかった。
人間様に従っても利益は何も得られないが、シルバーに従っていれば、豚人間が減って治安は良くなり、便利な道具が安いレンタル料金で借りられる。
恐怖と利益の二つが、亜人の心を支配している。
「バンジャーイ!」
「豚人間を絶滅させる正義の暗黒王子様バンジャーイ!」
「わかるんだよー!豚人間を討伐してくれるなら、良い人なんだねー!」
亜人の反応を一通りを見終えたプラチナは、愛する夫であるシルバーに顔を向けて微笑んだ。
「それでは頑張ってください!シルバー様!
あなた様の凄さって奴を、徹底的にみんなに見せつけてくれるとありがたいです!」
「あ、ああ、最小限の犠牲で終わらせてみせるよ、プラチナ」
ショタ妖精は、気軽に言った。だが、ネットの皆は――
『いや、最近の妖精さんの戦い方を見ていると……』
『村壊滅フラグにしか見えないのだがな……』
『妖精さんwwww下手したら万単位で、豚人間を虐殺しているのにwwww
説得力が欠片もない事を言うなよwwww』
そんなツッコミの数々を無視して、シルバーはプラチナに問いかける。
村の各所に、ハムスターがたくさん成っている木々がある。
きっと、崩壊した先史文明とやらが、作り上げたバイオ技術によるものなんだろうな、とシルバーは思った。
……先史文明がどういう文明だったのか、本すら読めないシルバーには分からんが。
プラチナの骸骨軍団は、その村をグルリッと包囲し、完全に孤立させていた。
集団は、狭い地域に押し込まれると、機動力が殺されて何にも出来なくなって無力化するから、既に村は詰んでいると言っても良い。
そんな状況に人間を追い込んだ張本人であるプラチナは、高い台を、村から離れた丘の上に組み立てさせ、壇上に登っている。
『プラチナたん、下から見たら縞々パンツが見えてますぞ』
『うむ……貴重なパンチラシーン……なのだろうか?』
両手に拡声器(中国産)を持ち、村へとめがけて、銀髪ロリは華々しく宣戦布告した。
愛らしいハスキーボイスが、周りに響く。
「これより、備中鍬を借りたまま返さない!という、とんでもない大悪行をした人間様の村を攻撃しまーす!
僕としてはとっても心が辛いです。
でも、借りたものを返さないのは、悪魔がやる事です。
きっと、あの村に居る人間様(笑)は、人間の皮を被った悪魔に違いありません。
亜人による亜人のための亜人社会を作るためにっ!
僕たちは彼らを制裁しないといけないんです!」
プラチナの声は、人間(ハムスターマン)ではなく、むしろ、亜人に対して向けられていた。
猫や犬耳の亜人達は、慌てて頷き、賛同の声を漏らす。
「わ、わかるんだよー!人間じゃなくて悪魔なんだねー!だから殺してもいいんだねー!わかるよー!」
「にゃー、スカートの中に履いている縞々が、パンツという奴なのかにゃ?」
「バンジャーイ!劣悪人種絶滅政策バンジャーイ!」
「お願いだから、ワシらの村は滅ぼさないで下さいですじゃー!」
今回の戦は、プラチナとシルバーに逆らったら、こうなるぞという意思表示だと、誰もが理解している。
被害者になりたくない亜人達は、拍手し、国王夫妻となったシルバー達を賞賛せざる負えなかった。
人間様に従っても利益は何も得られないが、シルバーに従っていれば、豚人間が減って治安は良くなり、便利な道具が安いレンタル料金で借りられる。
恐怖と利益の二つが、亜人の心を支配している。
「バンジャーイ!」
「豚人間を絶滅させる正義の暗黒王子様バンジャーイ!」
「わかるんだよー!豚人間を討伐してくれるなら、良い人なんだねー!」
亜人の反応を一通りを見終えたプラチナは、愛する夫であるシルバーに顔を向けて微笑んだ。
「それでは頑張ってください!シルバー様!
あなた様の凄さって奴を、徹底的にみんなに見せつけてくれるとありがたいです!」
「あ、ああ、最小限の犠牲で終わらせてみせるよ、プラチナ」
ショタ妖精は、気軽に言った。だが、ネットの皆は――
『いや、最近の妖精さんの戦い方を見ていると……』
『村壊滅フラグにしか見えないのだがな……』
『妖精さんwwww下手したら万単位で、豚人間を虐殺しているのにwwww
説得力が欠片もない事を言うなよwwww』
そんなツッコミの数々を無視して、シルバーはプラチナに問いかける。
「プラチナ……気になった事があるんだが」
「はい?」
「村の周りに、たくさん穴を掘った跡ががあるんだが……あれは一体、なんだ?
周りに人間(ハムスターマン)の死骸がたくさんあるぞ……?」
「あ、言うのを忘れてました」
プラチナは、子供のお遣いにいったような軽い気持ちで、言葉を続ける。
「村の出入り口付近に、跳躍地雷の在庫をたっぷり埋めたんです!
だから、ハムスターマンはほとんど逃げずに、あの村で生活してますよ!
つまり、地雷と骸骨による二重包囲網です!
そこにシルバー様を加える事で、空からの三重包囲網が完成して最強なんです!
あ、地雷を勝手に使ってすいませんでした!」
『ひでぇwwwww』
『地雷を封じ込め作戦に使うとかwww頭が良すぎるwwww』
『ちょwwwwどうやって村の入口に、地雷を布設したwwww』
『自称、人間ざまぁwwwwww』
シルバーは、地雷の有効利用っぷりに、むしろ感嘆するしかなかった。
誰も想像しないような使い方だから、きっと歴史に残るだろうなぁと思うしかない。
「あ、うん。
次からは、ちゃんと伝えてくれればそれで良いんだ。
じゃ、行ってくるよ」
「はいシルバー様!
皆さんつー!応援しましょうー!
拍手ー!
拍手をやめた村は、一ヶ月間、備中鍬のレンタル料金が2倍になりますよー!」
銀髪ロリの恐ろしい脅迫に、亜人達は屈するしかなかった。
『金属製の農業器具』を貸してもらえる、その時点でありがたいにも程があるのだから。
「わ、分かるんだよー!
シルバー様は偉大なる死の支配者なんだねー!」
「人間を皆殺しにしてくれるのは嬉しいですだぁぁぁぁ!!」
「シルバー様ばんじゃーい!」
「にゃっにゃっ!
正義の大量虐殺バンジャーイ!」
何十人もの拍手が煩く、場に鳴り響く。
シルバーは、自分が恐怖政治をやっていると理解しつつも、村のため、嫁のため、理想のため、空を飛ぶ。
目指す先は、二重包囲された人間の村。
『人間、人間ってうるさいお……。
鼠の格好をした化け物が、どうして人間なんだお?』
『うむ……、しかも口調がうざったいからな……。
なぜ、彼らが人間という種族名なのか、私たちには分からないな……』
「はい?」
「村の周りに、たくさん穴を掘った跡ががあるんだが……あれは一体、なんだ?
周りに人間(ハムスターマン)の死骸がたくさんあるぞ……?」
「あ、言うのを忘れてました」
プラチナは、子供のお遣いにいったような軽い気持ちで、言葉を続ける。
「村の出入り口付近に、跳躍地雷の在庫をたっぷり埋めたんです!
だから、ハムスターマンはほとんど逃げずに、あの村で生活してますよ!
つまり、地雷と骸骨による二重包囲網です!
そこにシルバー様を加える事で、空からの三重包囲網が完成して最強なんです!
あ、地雷を勝手に使ってすいませんでした!」
『ひでぇwwwww』
『地雷を封じ込め作戦に使うとかwww頭が良すぎるwwww』
『ちょwwwwどうやって村の入口に、地雷を布設したwwww』
『自称、人間ざまぁwwwwww』
シルバーは、地雷の有効利用っぷりに、むしろ感嘆するしかなかった。
誰も想像しないような使い方だから、きっと歴史に残るだろうなぁと思うしかない。
「あ、うん。
次からは、ちゃんと伝えてくれればそれで良いんだ。
じゃ、行ってくるよ」
「はいシルバー様!
皆さんつー!応援しましょうー!
拍手ー!
拍手をやめた村は、一ヶ月間、備中鍬のレンタル料金が2倍になりますよー!」
銀髪ロリの恐ろしい脅迫に、亜人達は屈するしかなかった。
『金属製の農業器具』を貸してもらえる、その時点でありがたいにも程があるのだから。
「わ、分かるんだよー!
シルバー様は偉大なる死の支配者なんだねー!」
「人間を皆殺しにしてくれるのは嬉しいですだぁぁぁぁ!!」
「シルバー様ばんじゃーい!」
「にゃっにゃっ!
正義の大量虐殺バンジャーイ!」
何十人もの拍手が煩く、場に鳴り響く。
シルバーは、自分が恐怖政治をやっていると理解しつつも、村のため、嫁のため、理想のため、空を飛ぶ。
目指す先は、二重包囲された人間の村。
『人間、人間ってうるさいお……。
鼠の格好をした化け物が、どうして人間なんだお?』
『うむ……、しかも口調がうざったいからな……。
なぜ、彼らが人間という種族名なのか、私たちには分からないな……』
『金属製の農業器具』を貸してもらえる、その時点でありがたいにも程があるのだから。
妖精さん(´・ω・`)なぜ、『』☚これがついているんだっ……!?
作者(´・ω・`)備中鍬で農業チートできる時点で、この惑星、おかしいだろう?
(´・ω・`)主人公が今まで購入したアイテムは、こっちに全部纏めた。
http://suliruku.futene.net/Z_saku_Syousetu/Tyouhen/Neltuto_tuuhan/Aitemu.html
ゆっくり次に進むよ! |
【小説家になろう】 「ホビットを使うと、著作権違反になるだって!?」by 指輪物語
http://suliruku.blogspot.jp/2016/06/by.html
【内政チート】「攻城戦は難易度が高すぎるからこそ、盛り上がるのだ!」
https://suliruku.blogspot.jp/2016/06/blog-post_67.html
妖精さん(´・ω・`)この異世界、カンボジアの田舎みたいになりそう
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