019「妖精さん、絶対絶命の大ピンチ 【ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)』
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公開日: 2016年6月3日金曜日 ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い) 自作小説
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『妖精さん!リーダーを仕留めると、戦いやすいですぞ!』
『集団の頭を狙うんだお!』
全く躊躇なく、シルバーは銃口をペロペロ族長に向け、連続で銃弾をプレゼントした。
乾いた爆発音が響き、銃弾は盾代わりに使われている死体に突き刺さる。
ペロペロ族長が、不敵に笑う。
「ブヒヒヒヒッ!
その魔法は、肉体を貫通する威力はないみたいブヒィー!」
『ひでぇぇぇぇ!!仲間の死体を盾にするとか、やっぱりひでぇぇぇ!』
『それが長のやる事かよぉぉぉ!!』
「仲間を盾にするなよ!
それが指導者のやる事か!」
この時、ネットの皆と、シルバーは同じ意見を共有していた。
だが、批判されたペロペロ族長は開き直る。
「ぶひひひっ!
その鉄の棒で、遠距離攻撃ができるのは、報告で知っているブヒィ!
同胞を盾にすれば、爆発する魔法もきっと防げるブヒィ!」
「もっとマシなものを盾にしろよ!」
「同胞は、俺が生きてさえいれば、幾らでも量産できるブヒィ!
俺あってこそのペロペロ会ブヒィィィィィ!!
絶世の美少女をペロペロして、お嫁さんにするためならば……何匹犠牲になっても良いブヒィィィ!きっと同胞達も理解してくれるはずブヒィィィ!」
「「こ、怖いブヒィィィィ!族長ってこんな奴だったブヒィ!?キャラ崩壊しているブヒィー!」」周りにいた豚人間が恐怖した。
『こいつwww自分の発言で、仲間の戦意を挫いているぞwww』
『自分で自爆しとるやんけwwwww』
『本音だけで生活するのは無理だお……』
『ブラック企業ならぬ、ブタック企業だったのだ』
「く、どうすればっ……」
『妖精さん、シリアスでござる』
『俺らには馬鹿っぽい光景に見えるんだけどな』
『ペロペロ族長のせいで、豚どもが、烏合の衆状態になっとるやんけ』
肉の盾のせいで、銃が通用しない。
ここは一旦、撤退した方が良さ気だ。
そう判断したシルバーは、後ろに身体を方向転換。カモシカのごとく走って逃げる。
「妖精娘が逃げたブヒィー!」
「全軍前進ブヒィー!
盾があるから魔法は怖くないブヒィー!」
シルバーの後ろから、興奮する豚が迫ってくる音がした。
そして、ネットの皆からの忠告で、すぐに気づかされた。
昔からの軍事的な難問――重装備の歩兵は、速度が犠牲になる。
『あれ……?』
『豚が豚を持っているせいで足が遅いぞ……」
『仲間を盾にする命令を下す時点で、士気崩壊して足もノロくなるわな』
シルバーは逃げるのをやめて、後方を振り返る。
豚人間達の足は確かに遅かった。
重量のある死体を抱えながらの移動は、まるでカタツムリ観光客。
防御を優先しすぎて、移動と攻撃が疎かになっている。
「盾のせいで……機動力が犠牲になってる……?」
『今がチャンス★』
『豚が隙を曝け出していますぞ!』
しかし、この幸運な状況は長く続かないだろう。
頭の良い豚人間の事だ。一定距離まで近づいたら、死体を放り投げて走り寄ってきそうだ。
その前に手を打たないといけない。
『妖精さん、大量の手榴弾を投げるのです。
盾があっても、複数方向からの爆発に対処できる訳がないのです』
「よし、その案いただきぃー!」
今こそ、戦の決着を決める天王山、そう思い込んだシルバーはネット通販で、破片手榴弾を6個購入。
躊躇なく安全ピンを抜いて、次々と投げて投げまくった。
豚人間は慌てて、死体を盾にして防御姿勢を取る。
「「同胞バリアーぶひぃっ!」」
『妖精さん!伏せろぉー!』
『そんなに爆弾投げる馬鹿がいるかぁー!』
『使用者すら巻き込む運用してどうするっー!』
(戦闘って難しい……家に帰りたい!)
失策に気づいたシルバーは、唯一取れる対処法――地面に伏せるを実行した。
手榴弾は、次々と爆発を引き起こす。
爆風で手榴弾がそれぞれの方向に弾き飛び、そこでまた爆発。
それが合計6回。
さまざまな方向から、爆風と破片による襲撃を受けた豚人間達は、容易く致命傷を負って動かなくなった。
いや、1匹だけ生き残っている。
2mの巨漢。ペロペロを極めた猛者にしてハーレム王な、ペロペロ族長が軽傷を負い、悲痛な叫びをあげていた。
「た、盾がなくなったブヒィィィィ!恐ろしいブヒィィィ!
でも、お嬢ちゃんを捕まえれば、きっと凄い子供が産まれて、大帝国を建設する事も夢じゃないブヒィィィっー!
盛り上がってきたブヒィィィィィ!」
『ちょwwww皮膚の防御力すごすぎwwww』
『至近距離で炸裂して軽傷とかwwwww』
『やべぇぇぇぇ!サブマシンガンを至近距離で浴びたのと、同じ効果があるはずなのに死んでないとかやべぇぇぇぇぇ!!』
まだまだ戦意は衰えない。
盾をなくしたおかげで、ペロペロ族長の機動力は回復してしまった。
欲情し、興奮する豚が、シルバー目掛けて、突撃してくる。
両者との間にあるのは、僅かな距離。
でも、シルバーが立ち上がって、銃弾を豚にプレゼントするくらいの余裕はある距離だ。
シルバーは、グロック17の銃口を、ペロペロ族長の頭に向ける。
正確に、狙いを外さないように、照準を定め、引き金を引いた。
「お前みたいなエロ豚は、この世から出ていけぇー!……あれぇ?」
銃弾が銃口から飛び出ない。
どうやら拳銃は故障したようだ。
『妖精さん、空薬莢の排出に失敗しておりますぞ!』
『手動で空薬莢を排出せんと、次の弾丸が装填されないから撃てんぞい?』
『安さには裏がある!』
『中古を購入した結果がこれだよ』
自動拳銃が故障した。専門用語でジャムった。
銃は使えば使うほど、劣化して薬莢排出に失敗する確率が高くなる。
中古の拳銃ゆえに整備などされてない上に、短期間で銃を撃ちすぎたせいで、壊れてしまったようだ。
『ゲームオーバー!』
『妖精さんの人生はどうして終了したん?』
『童貞だからさ……』
シルバーのすぐ目の前に、巨漢の豚が右拳を振りかざして殴ってきた。
それを拳銃の銃身で受けて防御し、シルバーは後方にジャンプして、僅かな距離を取る。
ペロペロ族長は間合いをゆっくり詰めながら、語りかけてくる。
「ブヒヒヒッ!魔力切れブヒィ?
お嬢ちゃんもたくさんペロペロしてあげるブヒィー!
俺の子供を孕んででもらうぶひぃー!」
「ひ、ひぃっ……!」
『このままじゃ、アッー!』
『妖精さんがアッー!になっちゃう!』
『魔法の薬で、妖精さんがショタから、ロリになっちゃう!』
「スーパーウルトラペロペロタイムの始まりブヒィー!」
ペロペロ族長は、恐怖して震える妖精さんに飛びかかった。
拳銃弾×50 1000円
破片手榴弾×6 600円
消費1600円
残金1万2100円 ⇒1万500円
作者(´・ω・`)なお、殺せば殺すほどレベルが上がって、防御力があがる世界な模様
妖精さん(´・ω・`)難易度ばっかり上げてどうするっ……!?
(´・ω・`)主人公が今まで購入したアイテムは、こっちに全部纏めた。
http://suliruku.futene.net/Z_saku_Syousetu/Tyouhen/Neltuto_tuuhan/Aitemu.html
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【小説家になろう】 「俺は砂糖を肥料にして、食虫植物植えて農業チートする!」異世界征服
http://suliruku.blogspot.jp/2016/05/blog-post_86.html
現実世界の最強最悪の内政チート「染色産業」 http://suliruku.blogspot.jp/2016/05/blog-post_71.html
豚(´・ω・`)妖精さんの貞操を奪えると思った?
返信削除(´・ω・`)ワルサーP-38はどしたん?
削除(´・ω・`)なぜ、オチがわかった……!
削除ワルサーP38~ この手の中に~ 抱かれたものはすべて消えゆく~♪
返信削除ぶたさんに、ルパンダイブされる妖精さんか・・・捗りなw
削除パル金糸雀ξ(✿´❛ω❛`)ξうーん、正直いまいちピンチって感じがしないかしら。
返信削除展開は悪く無いとして情報の出し方を変えたほうがいいかしら。
今回の話で「豚人間が仲間を盾にしてせいで足が遅くなって士気が落ちた」
って描写をいれたせいで『それじゃ大してヤバイ状況じゃないな』
という印象になってしまってるかしら。
今回の話では「仲間を盾にしたせいで銃が効きづらくなってまずい、
しかも妖精の銃がジャムったからピンチ!」だけでいいかしら。
そうしたほうが緊張感が出るし
「豚人間が仲間を盾にしてせいで足が遅くなって士気が落ちた」
という描写は後に回して助かった描写の時に一緒にすることで
説得力が増すかしら。
情報を出す順番を変えるだけでも結構印象は変わるから気をつけるかしら!
(´・ω・`)次からは気をつけるどん。
削除もぶ(´・ω・`)なぜ妖精さんが勝利したんだ!
物知り(´・ω・`)ふ、教えてやろう。
豚が豚を担いでいたせいで遅くなったんだっ……!
もぶ(´・ω・`)な、なんだってー!?
(´・ω・`)文章を改変してチートする!
削除防御を優先しすぎて、移動と攻撃が疎かになっている。
「盾のせいで……機動力が犠牲になってる……?」
『今がチャンス★』
『豚が隙を曝け出していますぞ!』
しかし、この幸運な状況は長く続かないだろう。
頭の良い豚人間の事だ。一定距離まで近づいたら、死体を放り投げて走り寄ってきそうだ。
その前に手を打たないといけない。
パル金糸雀ξ(✿´❛ω❛`)ξ情報の出し方について補足しとくかしら。
削除例えを出すかしら。
A「助かった、けど怪我をした!」
B「怪我をした、けど助かった!」
パル金糸雀ξ(✿´❛ω❛`)ξ内容は「怪我」「助かる」
その順番を変えただけだけどずいぶん印象が違うかしら。
Aだと「助かった」で安心した後に
「怪我をした」で不安が強調されるかしら。
Bだと逆に「怪我をした」で不安になった後に
「助かった」で安心が強調されるかしら。
日本語は、だいたい言いたいことを後ろに持っていくかしら。
相反する内容を並べて言うときは、
後半が主題になることが多いかしら。
これを覚えとくと印象付けたい事柄を強調するときに
便利かしら!
パル金糸雀ξ(✿´❛ω❛`)ξというわけで勝てた理由を強調する場合
削除もぶ(´・ω・`)なぜ妖精さんが勝利したんだ!
物知り(´・ω・`)豚が豚を担いでいたせいで遅くなったんだっ……!
もぶ(´・ω・`)そうか機動力が犠牲になったからか!
パル金糸雀ξ(✿´❛ω❛`)ξよりも
もぶ(´・ω・`)なぜ妖精さんが勝利したんだ!
物知り(´・ω・`)機動力が犠牲になったからさ
もぶ(´・ω・`)そうか豚が豚を担いでいたせいで遅くなったんだっ……!
パル金糸雀ξ(✿´❛ω❛`)ξというように結果→原因の方が
原因を強調できるかしら。
あと物知りムーブをするなら意味ありげに
結果を先に言ったほうがそれっぽいかしら。
パル金糸雀ξ(✿´❛ω❛`)ξよく考えたら相反してないかしら
削除いまいち例としては不適切だけど、
強調したいことを後に出したほうが印象深いってのだけ
覚えておけばいいかしら!
(´・ω・`)オラ、参考にして頑張るんじゃよ!
削除妖精(´・ω・`)火炎放射器ー!
もぶ(´・ω・`)欠陥兵器なのにつぇぇぇぇ!!
なぜだl!
妖精(´・ω・`)俺も知らんがな!
お前ら!よくもこんな武器を買わせたな!
軍オタ(´・ω・`)恐らく、銃弾と違って、炎はわかりやすい狂器だから、豚どもが混乱したのだろう。
うんが良かったな