聖闘士星矢 9年前から頑張って 【二章 アスガルド編】 【後篇 黄金級のドルバル戦】
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公開日: 2015年3月12日木曜日 ネット小説 聖闘士星矢
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(´・ω・`)劇場版のボスキャラ「ドルバル」と決着をつけるお話さんな【二章 アスガルド編】 【後篇 黄金級のドルバル戦。】。
(´・ω・`)主人公、絶対に勝てない相手との戦いの中、土壇場で黄金聖闘士の実力者になっていた。
セリフがイケメンだった。
●ようやく一番偉いドルバル教主との戦い
ドルバル(´・ω・`)圧倒的なパワー!黄金聖戦士級の力!
主人公 (´・ω・`)ぐああああああ!!!
ドルバル(´・ω・`)ふははははは!死ぬがいい!
だが余の部下となるなら生かしてやろう!
主人公 (´・ω・`)だが断る!仲間が2人も来たからまだ戦え・・・なんだとっ!?
ドルバル(´・ω・`)なら死ねぇー!
主人公 (´・ω・`)さすがドルバル強過ぎる!
でも、殺される寸前で俺は覚醒!
俺は・・・・虐待同然の修行生活で身体に刻み込まれた師匠達の技を・・・身体が覚えてる!!
聖域の黄金聖戦士達の必殺技の連打を食らええええええ!!!
ドルバル(´・ω・`)ぎゃぁー!
ありえないっー!
黄金聖戦士でもない雑魚にやられたぁー!」
ヒルダ(´・ω・`)でもおじ様がいないとダメだから、一緒に頑張ろう?
生かしておいてあげる。
ドルバル(´・ω・`)だが断る!
地上の全てを手にしないとゆっくりできない!
主人公(´・ω・`)よし、こいつを生かしておくとダメだから殺しておこう!
ドルバル(´・ω・`)とどめを刺されたーバタン
ヒルダ(´・ω・`)おじ様なしで、白銀聖闘士1人相手に壊滅したアースガルドを立て直さないといけない・・・辛い・・・・
支えてくれないかな?チラチラ
主人公(´・ω・`)じゃ任務終えたし、戦いを煽る親書を回収して聖域に帰るわ
ヒルダ(´・ω・`)そんなー私を助けてくれるって言ったじゃないー
主人公(´・ω・`)でも、この潰れた喉は聖域じゃないと治せないし、ヒルダの味方は俺だけじゃないだろ?
ほら、イーリスとか、ほかのやつらとか
ヒルダ(´・ω・`)イーリス?侍従にそんな人いませんよ?
主人公(´・ω・`)!?やばい!よく考えたら、一般人を遠ざけた決戦場に侍従がいるはずなかった!
早く聖域に帰って報告して有用なやつだと証明しないと殺される!
きっとあいつは海王(ポセイドン)配下の海闘士(マリーナー)だ!
ヒルダはフレアやジークを頼って、これから頑張ってやっていて欲しい。
いつか、再びアスガルトに訪れるからな!
さらば!
ヒルダ(´・ω・`)あの、どうやって教皇と話をつける気です?
私、手紙書いてないんですけど
主人公(´・ω・`)あ、ドルバル倒したから、返事の手紙なんて存在しなかった。
主人公、手紙持たずに聖域に帰還!
聖闘士星矢 9年前から頑張って 【二章 アスガルド編】 【後篇 黄金級のドルバル戦】 |
作:ニラ | SS | 34-36話 | 2015年03月04日 |
34話ードルバル教主が謁見の間に居なかった。 いたのはヒルダの侍従イーリス。 主人公の事を、ヒルダを手籠めにした悪い奴だと思っている。 主人公は華麗に説得してスルーし、ドルバル教主が待つオーディン神像の場所にいった。 そこには完全武装したドルバル教主がいて、実力差は圧倒的。 だって、原作主人公さんが黄金聖戦士になってようやく勝てた化物だもの。 そして、5感を奪われたヒルダがいて、ここで主人公が逃走したり、敗北する事はヒルダの死を意味した。 ーー 「ドルバル! ヒルダをこんなッ!」 「今のヒルダは、我が術中に落ちて五感の全てを失っておる。但し、このアスガルドで何が起きているのか? それだけは理解出来ているのだろうがな」 「五感を?」 ドルバルの説明に、俺は自分の修行時代のことを思い出した。 ……まぁ、ほんのチョット前まで修行時代だったのだが、その頃にしょっちゅう五感を奪われていた事を思い出したのだ。 脳裏に薄ら笑いを浮かべるシャカの顔と、当時の感覚が思い出される。 「一応は予想出来ていたことだけど、お前……ヒルダみたいな普通の子供に、そんな酷いことを……!」 右も左も上も下も判らなくなり、匂いも音も光も味さえも感じなくなる。 自分がそうなっていた時の事を客観的に見たことはなかったのだが、もしかしたらヒルダは、五感を奪われる以上のことがされているのではないだろうか? (´・ω・`)よしわかった。 き、きっと主人公が黄金聖戦士に成長したり援軍が来るんだ(もう絶望的 35話ー ドルバルの拳は早すぎて、主人公には対処不可能だった。 ドルバルは主人公の事を高く評価して、戦闘中に勧誘してくるが・・・それを拒否り、場に来たハーゲン達と共闘してドルバル戦を続行する・・・がっ! 原作映画でも黄金聖戦士クラスの強者じゃないと倒せないのがドルバルだ! 主人公は殺される寸前に覚醒して、今まで教え込まれた師匠達の技を大量に使い、ドルバルに逆転勝利!展開。 ー 「(スカーレット……ニードルッ)!」 「ングぅッ!!」 慄きを口にしていたドルバルの一瞬の隙を突き、クライオスの指先から真紅の閃光が放たれる。閃光はドルバルの体幹部分に数発ほど突き刺さると、その場所に小さな針穴のような傷跡を作った。 「なんだ、この小さな穴は? ――――グゥ!? ぐぉ、な、なんだ! なんなのだ、この痛みは!?」 突如、自身の身体を襲う激痛に、ドルバルは脂汗を浮かべて悶だす。捉えていたクライオスを離すと、自身の身体を掻きむしるように身体を押さえ込んだ。体の奥の奥から猛威を振るうその攻撃、クライオスの放った『蠍の毒』が、ドルバルを苦しめているのだ。 「――(スカーレットニードルは、針の穴ほどの小さな傷跡しか残さないが、この一撃は相手の中枢神経を破壊し、筆舌に尽くしがたい激痛を与える)」 虚ろな表情を浮かべたまま、クライオスはドルバルに向かって歩を進めていく。間合いを詰めようというのだろうか? しかし、その動きは余りにも無防備で構えも何も無い。自然体の状態なのだ。 だが、だからこそ異様でしか無い。 「お、おのれ。よもやこの程度のことで、余に勝てるとは思うてはおるまいな!? 喰らえ!!」 吠えるように拳を放つドルバル。しかし、今のクライオスはその攻撃に動じるようなことは無かった。高まっている小宇宙はそのままに、『左腕』に込められた力を開放する。 「――(ライトニングプラズマ)!」 「ぬぉ、ぬぐぉおおおおお!?」 一瞬の溜めの後、右拳から放たれる超光速の拳の数々。光の線としか認識することの出来ない拳が、ドルバルの放つ拳を圧倒していく。 「馬鹿な、何故、急にこのような――!」 (´・ω・`)師匠の技が使えるくらいに、修行がひどかったという事なんだよ! 36話-結局、ヒルダは叔父であるドルバルを許そうとしたが和解はあり得ず、ドルバルは自ら死を選んだ。 ヒルダはこれからオーディンの地上代行者として頑張らないといけない。 白銀聖闘士1人相手に、戦力壊滅したから、アスガルドの未来は難易度高すぎて涙目。 、- 「助けてもらう? でも、私はアスガルドの導き手として、皆の先頭に立ち――」 「何を難しいこと言ってるんだよ、ヒルダ。お前はオーディンの地上代行者かも知れにけど、まだ子供だろ。子供が変に気負ったようなこと言うんじゃないよ」 「こ、子供!?」 ショックを受けたように目を見開くヒルダ。何がショックだったのかは解りかねるが、このまま一気に押し切らせてもらおう。 「子供だ。俺だって、年齢的にみれば子供だしな。出来る事なんてたかが知れてるよ。だからお前も、出来る事からやって行けばいいんだよ。解らないことが有ったら、知ってる人間に尋ねれば良い。出来ないことが有るのなら、出来る人間に助けを求めれば良い」 「クライオスさん……」 「そうやって、少しづつ出来る事を増やしていけば良いだろ」 言いながら一歩づつ近づいて行き、俺はヒルダの頭に手を置いた。そして軽く撫で擦るようにして腕を動かす。 「ちょ、あの……! クライオスさん」 「どうもこの世界、子供の内から妙に張り切ろうとする奴等が多くて駄目だ。俺の居た聖域でも、上は黄金聖闘士から下は候補生までな。どいつもこいつも妙に気負って、歳相応には全然見えないし」 最初は子供をあやすようにしていたのだが、途中から興が乗ってグリグリと力を込めていく。最初は何やらビックシリして目を細めたりもしていたヒルダであるが、俺の力の込め方に比例して徐々に髪の毛がボサボサに変わってくる。 ちょっと、愚痴っぽくなってきたか? 「あ、あの……ク、クライオスさん? そんなに強くされると、私の髪の毛が凄いことに成るんですが!?」 「うん? まぁ、そうだよな、ボサボサだもんな。でもな、お前がさっさと戻ってこない俺が凄いことに成るんだよ」 「クライオスさんが、凄い?」 「何でもない――兎に角! 戻るぞ! 良いな!!」 「は、はい!」 (´・ω・`)こんなイケメンな事を言われたら、ヒルダちゃんが惚れてしまう。 主人公(セリフ)がとんでもないイケメンだったよ。 37話ーー主人公、全ての事件が終わったので、聖域へと帰ろうと思ったら、主人公に惚れているヒルダが会話してきた。 主人公は聖闘士、ここに留まる訳にはいかなかったので、再会を約束し、ヒルダに周りにいるジーク、フレア、イーリスを頼って頑張っていけと励ましたら・・・イーリスなんて名前の侍従は最初から存在しない事が判明した。 明らかに敵対勢力の間者。 しかも、この事件そのものが親書の内容で起きたせい。 主人公は急いで帰って、教皇と話をつけようとするのだが、慌てて帰ったせいで、肝心の返事の手紙をヒルダに書かせるのを忘れていた。 これじゃ帰っても、教皇と謁見できない。 ー 「――って、どうしたのハーゲン?」 ふとしてみれば、隣に居たハーゲンが何やら考え込んでいる。 珍しいことも在る――なんて、チョットばかり酷い感想を思いうかべるフレア。 「え、あ、いや……大したことではないのですが」 「ないのだけれど――なんなの?」 言いにくそうにしていたハーゲンに、フレアは続きを言うように促す。 すると、 「クライオスの奴は、どうやって聖域(サンクチュアリ)の教皇に話をつけるつもりなのか、と」 ジークフリードも、フレアも、ヒルダも、そのハーゲンの言葉に首を傾げる。 そうなのだ。そもそも、クライオスは親書を届けると言う名目でこのアスガルドにやってきたのだ。では、その返事は? 内輪揉めがなければ、ドルバルがソレを用意していたのであろうが、しかし今やドルバルは既に存在しない。そうなると―― 「……それは、ヒルダ様に一筆書いていただいて――」 「一筆……書いたのですか?」 「え?」 ジークフリードが口にした言葉に、ハーゲンが質問としてヒルダに返す。 しかし、ヒルダはどうやら初耳――といった内容だったようである。 不意に訪れるシーン……とした空気。 どうやらクライオスの前途は、この先もまだまだ暗いようである。 (´・ω・`)ほ、ほら、クロスの欠片を渡したから、ヒルダが頑張って願えば、しゅじんこうが戻ってきて約束通り再会を果たす事ができる。 しゅじんこう(´・ω・`)教皇と話つけるために手紙を書いてくれ!ヒルダ! ヒルダ(´・ω ・`)なんておっちょこちょいな人 |
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